サッカー界にトラブルは絶えず、素行の悪さが目立つ選手がいる。その中でも、逮捕などの一線を越えるような問題を起こしたのは誰なのか。今回は、素行不良が原因で悪名高い問題児5人を紹介する。[5/5ページ]
MF:ラジャ・ナインゴラン(元ベルギー代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1988年5月4日
現所属:ロケレン
主な在籍クラブ:カリアリ、ローマ、インテルなど
セリエAの名門を渡り歩いた元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランも問題児として知られている。
2009/10シーズン途中に加入したカリアリで評価を高めたMFは、2014年夏にローマへステップアップを果たす。
強烈なミドルシュートと球際での強さを武器に台頭し、2016/17シーズンにはリーグ戦で11ゴールを記録するなど、セリエA屈指の中盤の選手へと成長した。
しかし、彼は素行不良という、チームスポーツにおける大きな問題を抱えていた。
2018年夏に行われたロシアワールドカップ(W杯)では、当時のベルギー代表を率いていたロベルト・マルティネスによりチームを外された。
同年夏に加入したインテルでも喫煙や飲酒、ナイトクラブへの出入りなどが問題視され、アントニオ・コンテ体制では構想外となった。
2021年夏に加入したロイヤル・アントワープでは試合前にベンチで電子タバコを喫煙してチームから追放されるなど、ベテランとなった今もお騒がせを続けている。
2025年1月にはコカイン密輸を巡る捜査の一環で逮捕された。現在所属しているロケレンと契約した直後に拘留されたニュースは世界中を驚かせた。
今年4月にナインゴランはベルギーのテレビ局『VTM 』のポッドキャストに出演し、自らが薬物を使用したことはないと主張している。
しかし、ギャンブルで借金があり、離婚して口座が凍結されていたことからお金が必要で、ギャングの知り合いに借りようとしたところ、薬物が関与したマネーロンダリングの疑惑で逮捕されたとのことだった。
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