1993年に開幕したJリーグは今年で33年目を迎えた。3度のリーグ優勝を経験し、アジア王者に輝いたこともあるジュビロ磐田では、これまでに多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、数々の名選手から伝説の英雄と呼ぶにふさわしい5人を厳選して紹介する。[5/5ページ]
DF:田中誠(元日本代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1975年8月8日
リーグ通算成績:353試合10得点
主な獲得タイトル:J1(1997, 99, 2002)、リーグカップ(1998)、天皇杯(2003)
ジュビロ磐田の歴史で最も多くの試合に出たセンターバックが田中誠だ。
1998年と2002年にJリーグベストイレブンに選出されるなどして、ジュビロの守備に安定をもたらした。
1994年、高校卒業と同時にジュビロに加入した田中。プロキャリアの初期は対人プレーの甘さが指摘されることもあったが、1997シーズン途中から定位置を確保。ジュビロの守備を引っ張る存在に成長した。
2008年までジュビロでプレーした田中は、2009年からアビスパ福岡でプレーして2011年に現役を引退。その後はコーチとしてジュビロに復帰した。
そんな田中は、今季から現役時代のライバルチームである鹿島アントラーズのコーチに就任している。
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