明治安田J1リーグは早くもクライマックスが近づいている。現在、リーグ最下位と苦しむアルビレックス新潟だが、苦しみながらも2023シーズンから2年連続でJ1残留を果たしてきた。そんな新潟にとって、相性が悪い選手は誰なのだろうか。今回は、新潟サポーターができれば顔を見たくないであろう「天敵」たちをランキング形式で紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報はすべて10月1日時点。ゴール数で並んだ場合はアシスト数が多い方が上位。それでも並べば、試合数が少ない方を優位とする[5/5ページ]
1位:永井謙佑(ながい・けんすけ)
生年月日:1989年3月5日
対アルビレックス新潟成績:22試合11ゴール3アシスト
アルビレックス新潟を応援する人にとって、永井謙佑のパフォーマンスは脳裏に刻まれていることだろう。
昨年行われたYBCルヴァンカップ決勝は、新潟にとって初のメジャータイトル獲得がかかった試合だった。
その対戦相手は名古屋グランパス。両者ともリーグ戦は芳しくない成績となっており、シーズンを良い結末で終えるためにも負けられない一戦だった。
そんな大一番で、新潟に悪夢を見させたのが永井だ。
名古屋の背番号18は圧倒的なスピードが持ち味で、その走力は守備にも発揮される。
ポゼッションサッカーを志向する新潟は、後方から繋いで攻撃を展開しようと試みていたが、そこで永井の果敢なプレッシングが大きな脅威となった。
永井は31分に新潟のビルドアップのミスを突いて先制点を奪うと、42分にも味方との連係プレーから2ゴール目を奪取する。
新潟は後半に2点を返し、PK戦まで持ち込んだが、最終的に2人目のキッカーを務めた長倉幹樹が外して敗れ、初タイトル獲得を逃してしまった。
この試合に限らず、新潟は多くの試合で永井に苦汁をなめさせられている。
永井は現時点で新潟と22回対戦し、11ゴール3アシストの好成績を残している。
同選手がこれまでのキャリアで最も多くのゴールを奪っている相手は新潟であり、佐藤寿人ら引退した選手をあわせても最も相性が悪い選手だ。
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