イングランド・プレミアリーグ第7節、ボーンマス対フラムの試合が現地時間3日に行われ、ボーンマスが3-1で勝利した。この試合では、ボーンマスに所属するFWジャスティン・クライファートが豪快なミドルシュートを叩き込み、チームを逆転勝利に導いている。
クライファートがスーパーゴールを決める
【写真:Getty Images】
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開幕戦のリヴァプールとの試合で敗れて以降、リーグ戦では3勝2分と好調を維持しているボーンマス。フラムをホームに迎えての一戦では、DFジェームズ・ヒル、MFタイラー・アダムス、MFデイヴィッド・ブルックスらがスタメンに名を連ねた。
前半は、ホームチームが4本のシュートを放つも、決めきることができずに試合を折り返す。後半も、両チームともにチャンスを作り互角の展開が続いていたが、70分に均衡が破れた。細かいパスで左サイドを突破したフラムは、MFライアン・セセニョンがネットを揺らして先制に成功する。
しかし、直後の78分、FWアントワーヌ・セメンヨがドリブル突破から同点ゴールを決めて、試合を振り出しに戻した。すると、84分、クライファートのスーパーゴールでホームチームが逆転に成功する。
ピッチ中央でパスを受けたクライファートは、ドリブルでフラムのペナルティエリア手前まで前進した。細かいタッチで対峙したMFトム・ケアニーを翻弄すると、ゴールからやや距離のある位置で豪快に右足を振り抜いた。クライファートの放った強烈な一撃は、フラムGKベルント・レノも止めることができずにゴール左隅に突き刺さっている。クライファートは、このゴールが今季初得点だった。
その後、セメンヨがダメ押しとなる3点目を決めて、ボーンマスが3-1でフラムを下した。勝利したボーンマスは、4勝2分1敗(勝ち点14)で暫定ながらも2位に浮上している。次節は、代表ウィーク明けの18日に行われ、ボーンマスはアウェイでサッカー日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスと対戦する予定だ。