2014年の国内3冠達成など、輝かしい成績を収めて来たガンバ大阪は、オリジナル10としてJリーグを彩ってきた。そんな同クラブにとって相性が悪い選手は誰なのか。今回はG大阪相手に最もゴールを奪った選手をランキング形式で紹介する。※ゴール数で並んだ場合はアシスト数を加算する。[5/5ページ]
1位:武田修宏(たけだ・のぶひろ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1967年5月10日
対ガンバ大阪戦通算成績:27試合19ゴール0アシスト
ガンバ大阪にとって一番の天敵となった選手は、武田修宏である。
同選手は27回の対戦でG大阪相手に19ゴールを奪っている。
清水東高校で名を馳せた武田は、読売クラブへと加入し、日本サッカーリーグでプレーする若手時代を送った。
得点王やMVPなどのタイトルを獲得し、日本屈指のストライカーとなると、1987年には日本代表にも初選出されている。
1993年にJリーグが始まると、武田はスター軍団の一員としてヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)で得点を量産。1994年にはリーグ戦23ゴールをマークし、同年のJリーグベストイレブンを受賞している。
1997年にヴェルディを退団すると、その後は京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)、ジュビロ磐田、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)とクラブを渡り歩き、2001年に古巣ヴェルディで第一線を退いている。
このキャリアの中で、武田は109ゴールをマークしているが、そのうちの17%を占める19ゴールをG大阪から奪っている。
当時のヴェルディはG大阪に対して圧倒的な相性の良さを誇っており、武田が所属していた3シーズンでリーグ12試合全勝と圧巻の強さを見せつけている。
武田も1993年のハットトリックをはじめとする11ゴールをこの12試合のうちに奪っており、G大阪を完全にカモにしている。
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