フランス・リーグ・アン第8節、アンジェSCO対ASモナコの試合が現地時間18日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合に途中出場したモナコに所属するサッカー日本代表MF南野拓実は、絶妙なスルーパスでアシストを記録。代表ウィーク明けの試合で結果を残すことに成功している。
代表明けの試合でも結果を残す!
【写真:Getty Images】
南野の所属するモナコは、リーグ戦で4勝1分け2敗の5位。UEFAチャンピオンズリーグでも、1分1敗と開幕から苦戦する試合が続いていた。そんな中で、クラブは代表ウィーク中の10日にアドルフ・ヒュッター監督の解任を決断。
11日には、セバスチャン・ポコニョーリ氏が新監督に就任すると発表した。新しい監督のもとで迎えた最初の試合では、日本代表の活動から帰還した南野はベンチスタートに。
0-0で迎えた70分、ピッチに立った南野が、見事な形で結果を残した。MFジョルダン・ティーゼがパスを受けたのを見た南野は、最終ラインの選手の位置を確認。ライン間にポジションを取ると、ティーゼからのパスをダイレクトでFWフォラリン・バログンへと送った。
南野の絶妙なスルーパスによって抜け出すことに成功したバログンは、しっかりと決めきりチームに先制ゴールをもたらしている。しかし、モナコは85分に失点してしまい、新指揮官の初陣は1-1の引き分けに終わった。
新しい監督のもとで初勝利とはいかなかったものの、代表ウィーク明けの厳しい日程の中で南野は“アシスト”という結果を残し、新体制でも変わらない活躍を見せている。