オランダ・エールディヴィジ第11節、フェイエノールト対FCフォレンダムの試合が現地時間1日に行われ、フェイエノールトが3-1で勝利した。試合終了間際に、フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世が絶妙なポジショニングからゴールを決めて、チームを勝利に導いている。
上田綺世が2ゴールの活躍
【写真:Getty Images】
前節、PSVに2-3で敗北したフェイエノールト。
フォレンダムに勝利して勢いを取り戻したいチームは、日本代表DF渡辺剛、MFセム・スタイン、FWアニス・ハジムーサ、上田ら、主力選手たちが先発に名を連ねている。
19分、オランダリーグの得点ランキングで首位に立つ上田が先制点をチームにもたらした。
さらに、26分には、セム・スタインが追加点を決めており、フェイエノールトが2点リードして試合を折り返す。
しかし、59分、フォレンダムFWヘンク・フェールマンに追撃弾を決められて、1点差に詰め寄られてしまった。
迎えた89分、フォレンダムの勢いを削ぐ一撃を上田が突き刺す。
セットプレーのチャンスを得たフェイエノールトは、キッカーの動きに合わせて上田がペナルティエリア内に飛び込んだ。
抜群の動きでフリーとなった上田は、クロスを頭で合わせてダメ押しゴールを奪っている。
そのまま試合は終了し、フェイエノールトが3-1で勝利した。
なお、試合終了間際に上田がゴールを記録したことによって、フェイエノールトはPSVと勝ち点28で並んでいるものの、得失点差で上に立ち首位をキープしている。
また、エールディヴィジの得点ランキングでは2位のMFイスマエル・サイバリ(8ゴール)に対して、この試合2ゴールを決めた上田は通算13ゴールで大きな差をつけることに成功した。