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J1 1か月前

プロの壁は高かった? Jリーグ、ブレイク期待も伸び悩んだ逸材5人。来季こそ挽回したいのは?

 今季のJ1リーグも残すところあと3試合となった。新たな才能が次々と頭角を現す一方で、ブレイクが期待されながらも本領を発揮できなかった選手もいる。今回は、開幕前の期待値に見合う結果を残せなかった選手たちを紹介する。※成績は11月2日時点。[5/5ページ]
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MF:越道草太(こしみち・そうた)

越道草太(サンフレッチェ広島)

【写真:Getty Images】

生年月日:2004年4月3日
所属クラブ:サンフレッチェ広島
今季のリーグ戦成績:18試合0得点1アシスト

 サンフレッチェ広島ユースはこれまで多くの名選手を輩出してきた。

 現在21歳の越道草太も世代別の代表に名を連ねながら同育成組織で成長してきたが、今季はチャンスを掴みきれずにいる。

 開幕当初は、短い時間ながらもコンスタントに出場機会を得ていた。

 時には本職ではないセンターフォワードとして途中出場し、試合をクローズする役割を任されるなど、指揮官からの信頼も感じさせた。

 しかし、夏場に入ると状況は一変。負傷離脱していた主力選手が復帰する中で出番が減少し、ベンチ外となる試合も増えていった。

 越道の主戦場であるサイドには、中野就斗、東俊希、新井直人、菅大輝といった実力者が並び、ポジション争いは熾烈を極める。

 競争の激しさゆえに、わずかな差が起用を分ける状況が続いている。

 安定したプレー機会を得られなかったことが、パフォーマンスの波につながった面もあるだろう。

 それでも、ひとたびピッチに立てば越道らしさが光るのも事実だ。

 思い切りの良いドリブルや果敢な仕掛け、そして気迫あふれるプレーでスタジアムを沸かせる姿は、サポーターの期待を膨らませる。

 きっかけさえ掴めば、一気にブレイクするだけの爆発力を秘めたタレントだ。それだけに、来季こそストロングポイントの積極性と勝負強さで飛躍を遂げるシーズンにしたいところだ。

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【了】

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