スポルティングCPは現地時間11月30日、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第12節でエストレラ・アマドーラをホームに迎え、4-0で快勝した。芸術的アシストでチームの大勝に貢献したサッカー日本代表MF守田英正を指揮官や同僚が絶賛した。ポルトガルメディア『ojogo』が報じている。
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指揮官&同僚が守田英正の信頼を強調
リーグ戦4試合ぶりに守田がスタメン入りしたスポルティングは、前半の25分までにクアレスマ、ルイス・スアレス、 イバン・フレスネダがゴールを挙げ、3点リードで前半を折り返す。
すると54分には、守田が魅せる。
30歳の日本人MFは左サイドに展開し、高い位置まで駆け上がってボールを受けると、ダブルタッチでスルーパス。
これをルイス・スアレスが右足ダイレクトで流し込み、ダメ押しとなるチーム4点目が生まれた。
ゴール直後には、チームメートが守田の絶妙パスを称えるように駆け寄った。
試合後、ルイ・ボルジェス監督は、このシーンについて言及。
「今日の守田へのあの喜びようは、このチームがどれだけ結束しているかを物語っています。
彼がこれまでスポルティングにもたらしてきたものに対する仲間からの思いでもあります。チーム全員が、彼がリーダーとして、どれほど重要な存在かをよく理解しているんです。実際、彼はみんなの手本であり、象徴のような選手です。
あの振る舞いは、ゴールの場面で特別な仕事をした守田への称賛の気持ちを示しただけでなく、彼が日々のトレーニングで自然にやっていることでもあります。
だからこそ、ああした形で仲間からの愛情を受けるのは、守田にとっても自信を揺るがせない励ましになるはずです」
さらに、守田のパスからこの日2点目をマークしたルイス・スアレスは「守田はピッチ上でもロッカールームでも重要な存在です。あのゴールは彼の素晴らしいアシストのおかげです」と称えた。
今季リーグ戦初のフル出場でチームの4連勝に貢献した守田は、徐々にコンディションを上げてきている。
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