2025明治安田J1リーグ第38節が6日14時キックオフで各地で開催された。最終節までもつれ込んだ優勝争いは、鹿島アントラーズが制し、9年ぶり9度目のJ1リーグ優勝を決めた。秋春制への移行前最後のシーズンのレギュラーシーズンの全日程が終了している。
——————————

鹿島アントラーズが優勝

　首位で最終節を迎えた鹿島は、ホームで横浜F・マリノスと対戦し、20分に先制に成功する。

　松村優太のクロスから荒木遼太郎が合わせるが、うまくミートせず。

　それでも、荒木が自らこぼれ球を拾ってオーバーヘッド気味でパスを送り、最後はレオ・セアラが合わせてネットを揺らした。

　続く57分、右サイドから松村がクロスを供給すると、これにレオ・セアラが頭で合わせて、リードを2点に広げる。

　後半アディショナルタイム（AT）1分、角田涼太朗のサイドチェンジでのボールを受けた天野純がループシュートを決めて、マリノスが1点を返す。

　鹿島は1点のリードを守り切り、優勝が決定した。

　鹿島との勝ち点差を1で最終節を迎えた柏レイソルは、63分に中川敦瑛がドリブルで運んでいき、パスを送る。

　これを受けた瀬川祐輔がクロスを供給し、岡村大八のオウンゴールで柏が先制点を挙げる。

　結局、これが決勝点となり、柏が最終節で勝利したが、鹿島も白星を挙げたため、優勝を逃した。

　3位で最終節を迎えた京都サンガF.C.は、ホームにヴィッセル神戸を迎え、38分にマルコ・トゥーリオのゴールで先制に成功する。

　続く77分にはラファエル・エリアスが追加点を奪い、2-0で京都が勝利している。

　J1最終節の試合結果は以下の通り。

FC東京 1-1 新潟
鹿島 2-1 マリノス
柏 1-0 町田
京都 2-0 神戸
広島 2-1 湘南
清水 1-2 岡山
ガンバ 4-1 ヴェルディ
セレッソ 1-3 横浜FC
名古屋 1-0 福岡
浦和 4-0 川崎

【関連記事】
あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング1〜5位【2025シーズン】
来季は放出！？ Jリーグ、出場時間“100分以下”のタレント10人【2025シーズン】
200人以上に聞いた！ Jリーグ、チャントが最高なクラブランキング1〜5位

【了】