長い歴史を持つ鹿島アントラーズは、これまで多くの選手を獲得してきた。では、その中でもとくにお金がかかった選手は誰なのだろうか。今回は、鹿島の歴代移籍金をランキング形式で紹介しつつ、選手たちが金額に見合った活躍ができていたかなどを振り返る。※本記事はデータサイト『transfermarkt』をもとに作成しています。[3/5ページ]
——————————
3位:カルロン
生年月日:1986年8月1日
移籍日:2011年1月1日
前所属クラブ:ウニオン・レイリア(ポルトガル)
移籍金:200万ユーロ(約3.6億円)
鹿島アントラーズの高額移籍金ランキングで3位に入ったのは、サポーターの間で「歴史的な大失敗補強」として記憶されているブラジル人FWカルロンだ。
2011年1月、ポルトガルのウニオン・レイリアから完全移籍で加入。当時24歳のストライカーを獲得するため、鹿島は200万ユーロ(約3.6億円)を投じた。
期待の背景には、ポルトガル1部リーグで見せていた圧倒的な実績があった。
2010/11シーズンの前半戦14試合で9ゴールを叩き出してブレイクを果たしており、マルキーニョスの後継者として、打ってつけの人材と目されていた。
しかし、来日したカルロンの現実はあまりに過酷だった。
東日本大震災の影響によるリーグ戦の中断という不運な外的要因があったことは否めないが、ピッチ上でのパフォーマンスは低調そのもの。
最終的にJ1での実績は、わずか5試合出場1ゴールという、あまりにも寂しい数字に留まった。
そして同年7月、加入からわずか半年でスイスのヌーシャテル・ザマックスへ期限付き移籍することが発表され、そのまま鹿島へ復帰することはなかった。
結果、同年7月には加入からわずか半年でスイスのヌーシャテル・ザマックスへ期限付き移籍。そのまま二度とカシマスタジアムのピッチへ戻ることはなかった。
約3.6億円もの巨額資金を投じながら、わずか1ゴール、実働半年に終わったカルロンの獲得劇。常勝軍団・鹿島の長い歴史において、最も期待を裏切った移籍オペレーションの一つと言わざるを得ない。

