喜多壱也
【写真:Getty Images】
スペイン・セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第29節、レアル・ソシエダB対カステリョンの試合が現地時間7日に行われ、4-2でソシエダBが勝利した。スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』は同日に、ソシエダBに所属するDF喜多壱也が人種差別の被害を受けて、試合が一時中断したと伝えている。
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同メディアによると、試合中、喜多はカステリョンのDFアルベルト・ヒメネスに“クソ中国人”と罵倒されたという。
記事では、「喜多が、カステジョンのキャプテン、アルベルト・ヒメネスから人種差別的な暴言を受けたと主審に告げた頃で反人種差別プロトコルが発動された」と述べつつ、事件の瞬間について次のように述べた。
「ソシエダのキャプテンであるDFルケン・ベイティアも喜多の主張を支持し、聞こえないふりをしていたカステリョンの選手に対して『聞こえたぞ』と詰め寄った。
主審は喜多の主張に応じて反人種差別プロトコルを発動するように指示した。主審は試合レポートにも『(アルベルト・ヒメネスから)“クソ中国人”と言われたことを告げたので、プロトコルを発動した』と記している」
スペインメディア『AS』は、ソシエダBを率いるイオン・アンソテギ監督の試合後コメントについて伝えている。
アンソテギ監督は、「何も見ていない。遠くにいた。審判は、喜多が人種差別的侮辱を受けたと伝えた。そのため、プロトコルを発動した。審判は発言を聞いていないので、選手を退場させることはできない」と述べつつ、
「彼らは私の選手であり、彼らの言うことを信じている。このようなことはサッカー界で許されないことだ。サッカー界だけでなく、世界のどこにおいてもこんなことが起きてはいけない。もしこれが事実であれば、罰は当然だ」と、言葉を続けている。