明治安田J1百年構想リーグEASTは7節を消化し、鹿島アントラーズが2位に勝ち点4ポイント差をつけて首位に立つ。2トップに君臨する鈴木優磨とレオ・セアラは、ここまで4得点を記録。攻守にわたって高い強度を維持する2人を、鬼木達監督はなぜ使い続けるのか。その理由を数字とともに紐解く。(取材・文:加藤健一)[2/2ページ]
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徳田誉の姿勢「その悔しさもある」
「去年はプレーできていない期間が長かったので、その悔しさもある。今はプレーできる喜びはありますけど、そこからさらにどうしていくかにフォーカスしていく必要がある」
昨季は怪我に泣かされ、出場機会に恵まれなかった時間が長かった。その悔しさを糧に、今は自分の課題と向き合い続けている。
「苦手なところにもっとフォーカスして、減らしていきたい。ボールをもっと受ける必要があるし、受けたところで何ができるか。守備もまだまだ改善していかないといけない」
その姿勢は、鹿島の前線に確かな競争を生み出している。
次節のジェフユナイテッド千葉戦も、簡単な試合にはならないだろう。それでも、この最強2トップの背中が、鹿島に勇敢さと自信をもたらす。
絶対的な軸として君臨する鈴木優磨とレオ・セアラ。そこに田川、徳田、チャヴリッチが食い込もうとする。
田川とチャヴリッチは町田戦で自分の価値を証明した。次は徳田の番かもしれない。
(取材・文:加藤健一)
【著者プロフィール】
1993年生まれ、東京都出身。『フットボール批評』、『ジュニアサッカーを応援しよう!』(ともにカンゼン刊)の編集を経て、フットボールチャンネル編集部に。『育成主義』(曺貴裁著)、『素直 石川直宏』(馬場康平著)などの書籍編集を担当。箸とペンは左利きだが、スポーツはだいたい右利き。2023年より日本代表を取材。Twitter:@katoken97
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