明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第5節延期分、FC町田ゼルビア対川崎フロンターレが28日に行われた。1-1で90分を終え、川崎はPK戦を1-3で落とした。この試合で川崎のトップ下に入ったのは、今季初先発となった宮城天。アカデミー育ちの25歳は、並々ならぬ思いを抱いてこの試合に臨んでいた。(取材・文:江藤高志)[2/2ページ]
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あのミドルをもう一度。川崎フロンターレを救うゴールを
そんな宮城への長谷部茂利監督からの評価は後半90+1分に交代するまでの出場時間からも明らか。強いて言えば、本人が口にするように自らが点を取り、チームを勝利に導く働きが見たかったが、試合をコントロールしたプレーぶりは悪くはなかったと思う。
トップ下のライバル不在で巡ってきたチャンスでの宮城のプレーを長谷部監督はどう評価し、今後、どう起用していくだろうか。
ちなみにミドルのチャンスだと思った73分の場面。宮城が前を向いたのはゴールから30mほど離れた場所。ミドルと呼ぶには遠すぎる場所だったが、それでも宮城にシュートを期待したのは、あの鹿島戦のミドルの記憶が影響しているのは間違いない。
あのミドルをもう一度。
苦戦が続く百年構想リーグだが、そんなチームを救う宮城天のゴールが何度でも見たい。
(取材・文:江藤高志)
【著者プロフィール】江藤高志
1972年大分県中津市出身。出版社勤務を経て、1999年よりフリーライターに。01年ごろから川崎フロンターレでの取材を開始。04年からJsGOALフロンターレ担当となり、専門マガジン『川崎フットボールアディクト』の編集長を務める。
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