
W杯出場国、過去4年間の代表デビュー選手数ワーストランキング6~10位【写真:Getty Images】
いよいよ約2カ月後に、2026 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会が開催される。4年に1度の大会のために、各国の代表はいくつもの試行錯誤を重ねている。その中の1つとして、新戦力の台頭はチームにとって非常に大きいものだが、国によっては頭角を現す逸材の数が乏しいこともある。そこで今回は、W杯出場国の中で、過去4年間の代表デビューを果たした人数が少ないチームをランキング形式で紹介する。
※本記事はデータサイト『transfermarkt』と『FIFA』公式サイトをもとに作成しています。情報は14日時点。人数が並んだ場合の順位はサイトに準拠。FIFAランキングは1日時点。[3/5ページ]
8位:オーストリア代表

オーストリア代表のカーニー・チュクエメカ【写真:Getty Images】
2023年~A代表デビュー選手人数:18人
代表的初招集選手:カーニー・チュクエメカ、パウル・ヴァナー、ケヴィン・シュテーガー
FIFAランキング:24位
監督:ラルフ・ラングニック
オーストリア代表は、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会欧州予選を首位通過し、28年ぶりのW杯出場を決めている。
今大会の予選では好成績を収めたオーストリア代表だが、これまでW杯に出場できなかったのには、明確な原因がある。
その1つとして、若手の台頭や新戦力の登場が、欧州の他国に比べて少なかったことだ。
ヨーロッパ各所で活躍する選手は存在しているものの、他のライバル国と比較してみるとインパクトに欠ける印象がある。
ワールドクラス級で言うと、2009年に代表デビューしたダヴィド・アラバを最後に、世界のトップで活躍する選手は現れていないようにも思える。
次点に、マルセル・ザビッツァーやコンラート・ライマーがいるが、アラバほどの名誉はまだない。
実際のところ、W杯前回大会から4年間で初招集した選手の数は、「18人」とされており、その中でビッククラブに在籍している選手は、ドルトムントのカーニー・チュクエメカぐらいだろう。
また、今大会に出場するヨーロッパのチームの総市場価値(直近の代表ウィーク時のメンバー)に論点を置くと、推定2.63億ユーロ(約487億円)とスコットランド代表に次ぐ4番目の低さだった。
このことからも、世界的に活躍する若手の数が少ないことがわかる。
ただ、そんなスカッド事情でも過酷な欧州予選を突破していることを考えると、サッカーは選手のクオリティだけではないことをこのオーストラリア代表は示している。