横浜F・マリノスの大島秀夫監督【写真:Getty Images】
横浜F・マリノスは4月18日、明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第11節で川崎フロンターレと対戦し、1-2で敗れた。これで今季2度目の3連敗で、リーグワーストの8敗目となった。試合後、大島秀夫監督は「ホームで2試合連続で連敗してしまい、ファン・サポーターに申し訳なく思います」と厳しい表情をみせた。
横浜F・マリノスの大島秀夫監督が会見で試合を総括
「前節同様に自分たちが相手を分析して、狙った形、やりたいところを多く出せた場面もあります。ただ、変わらず失点の場面でチームとしての足らない部分(が出た)、同じような失点で最後、決勝点を献上してしまった。この習慣・癖を打ち消すくらい、毎日トレーニングから上げていかないといけないと思います」
横浜F・マリノスは立ち上がりの前半15分、ディフェンスの背後のスペースをつかれて、先制を許した。
その後、前半アディショナルタイムに渡辺皓太が相手陣地でボールを奪い、攻撃を仕掛けると、最後は天野純が左足で押し込んで同点に追いついた。
後半に入ってからも川崎ゴールに迫っていくが、なかなか崩し切ることができず、ゴールを脅かすまでには至らなかった。
すると、試合終了間際、前がかりになっていたところで一瞬の隙をつかれ、一気に川崎フロンターレのカウンターを受けてしまう。ボールを失った後の切り替えが遅く、決勝ゴールを奪われてしまった。
大島秀夫監督は決勝点となった2失点目について、このように振り返っている。
「前節の反省を活かして備えようとはやっていたし、それ以外の場面でもしっかりできていた。攻撃のコーナーキック(CK)からの流れで、CKのセカンドフェーズの約束事だった。
それに関わったのは交代選手、若い選手が多かった。チームとしてそこが浸透しきれていない、徹底されていないのは反省しないといけないですし、それも含めてチームで改善していかないといけないポイントかなと思います」
チームの約束事の徹底はもちろんだが、2024年11月の湘南ベルマーレ戦を最後に、公式戦では先制点を許した試合で、32戦連続勝ちがないことも気がかりだ。
失点数は11試合でリーグワーストの20と、守備面が喫緊の課題であろう。百年構想リーグも残り8試合。26/27シーズンに向けて、ひとつずつ課題と向き合い、潰していくことでしか浮上のきっかけはつかめない。
(取材・文:竹中愛美)
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