
SC相模原からジュビロ磐田に移籍した加藤大育【写真:Getty Images】
4月にジュビロ磐田に合流してからわずか2試合。少ない時間の中で大いに存在感を放っているのが、SC相模原から完全移籍で加入した加藤大育だ。18日のRB大宮アルディージャ戦でもポリバレントな活躍を見せ、チームの逆転勝利に大きく貢献している。ブリオベッカ浦安でシニアキャリアをスタートさせた苦労人が、J1昇格の原動力になろうとしている。(取材・文:河治良幸)[2/2ページ]
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「その基準は常にJ1にしなきゃいけない」

J1昇格を願うジュビロ磐田のサポーター【写真:Getty Images】
昇格の無いハーフシーズンはすでに半分を過ぎ、逆転首位はかなり難しいが、ここから勝率を大きく引き上げることで、26/27シーズンに良い流れを持ち込めることは間違いない。
「その基準は常にJ1にしなきゃいけないので。前半は相手の強度が高くて、自分たちも圧力を感じましたし、そこで自分たちがどうやって乗り越えていくのかが大事な部分で。前半のうちに流れを変えられたらいいんですけど、ハーフタイムで流れを変えられたのは良かった」
劇的な勝利の中でも出た課題について厳しく分析する加藤だが、何より「勝ち癖というのは大事」であることを強調する。
内容面をさらに良くしていきながら、よくない試合でも勝ち切るチームになって行くことの重要性を理解している。
連係面では「もっとできる部分がある」と語るように、ここからの伸びしろも大きい。
だからこそ、積み上げられていく時間が、チームにとっても本人にとっても大きな意味を持つ。
「大育」の読み方は「ダイスケ」だが、よく「ダイク」と呼ばれることについて「呼びやすい名前で全然いいです」と笑顔で答える。
どこまでも前向きな戦うムードメイカーが、沈みかけていた磐田にもたらすエネルギーをもたらす。
(取材・文:河治良幸)
【著者プロフィール:河治良幸】
東京都出身。サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』で日本代表を担当し、プレー分析を軸にグローバルな視点でサッカーの潮流を見続ける。セガ『WCFF』の選手プロフィールを担当。著書に『勝負のスイッチ』『サッカーの見方が180度変わる データ進化論』『サッカー番狂わせ完全読本ジャイアントキリングはキセキじゃない』がある。X:@y_kawaji
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