レアル・ソシエダ【写真:Getty Images】
スペイン・ラ・リーガ第32節、ラージョ・バジェカーノ対レアル・ソシエダの試合が現地時間26日に行われ、3-3の引き分けに終わった。スペインメディア『Mundo Deportivo』は同日に、この試合で物議を醸したVARによる判定について伝えている。
ソシエダMF久保建英も先発のラージョ戦で物議
ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英も先発出場した一戦。
21分、FWミケル・オヤルサバルの得点でソシエダが先制に成功する。その直後、ラージョFWカルロス・マルティンがネットを揺らすも、VARによるチェックの結果、直前にハンドがあったとしてゴールは取り消しとなった。
それでも、30分にFWセルヒオ・カメージョの得点で同点とする。しかし、62分、DFホン・アランブルのゴールでソシエダが勝ち越しに成功した。
迎えた69分、ソシエダMFパブロ・マリンがボックス内でDFアンドレイ・ラティウに倒されるもノーファウルの判定に。その直後、MFペドロ・ディアスがゴールを決めて、ラージョが追いついたかに思われた。
しかし、再びVARが介入。長いチェックが行われた後、マリンに対するラティウのタックルがファウルだったとして、ラージョのゴールは取り消し。ソシエダにPKが与えられた。
結局、オヤルサバルがPKを冷静に沈めてソシエダが3-1とする。VARによって同点から2点差となってしまったホームチームだったが、84分、後半アディショナルタイム(AT)と立て続けにゴールを決めて、3-3の引き分けに終わった。
同メディアは、「試合終了のホイッスルが鳴るまで物議を醸す場面も多かった」と前置きし、「長いATの中、イニゴ・ペレス監督率いるラージョは不当な判定を受けていたと感じていた」とソシエダとラージョの一戦を振り返った。
また、長すぎるATに対して不満を示したラージョのMFイシ・パラソンが、審判に対して暴言を吐いたことで退場処分となったことを伝えている。
試合後の会見で、ラージョを率いるペレス監督は、「VARによるチェックが10分間もかかり、それでも疑問が残るのであればそれはペナルティではない」と、審判の判定に対して苦言を呈している。
PKを決めたオヤルサバルも、「内側からでは何が起こっているのか、なぜそんなに(VARのチェックに)時間がかかるのか分からない。ラージョのファンが怒っているのは理解できる」と、コメントを残した。