
北海道コンサドーレ札幌の田川知樹【写真:Getty Images】
今季より横浜F・マリノスから北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍で加入した田川知樹の存在感が日に日に高まっている。伸びのあるセービングと左右両足を駆使した足元の技術の高さ、驚異的なカバー範囲の広さでここまで全12試合にフル出場。現状、6月30日までの期限付き移籍での加入となっている23歳の進化の裏にあるもの、そして、札幌への想いとは。(取材・文:黒川広人)[2/2ページ]
「このクラブで上がるのが一番の近道」増していく北海道コンサドーレ札幌に対する想い
存在感が日に日に高まる北海道コンサドーレ札幌の田川知樹【写真:Getty Images】
「とにかくコンサドーレでJ1に上がりたい。それが今の一番の想いです。自分のキャリアを考えたときに、J1でプレーしたい想いがあります。それを考えたときにもこのクラブで上がるのが一番の近道だと思っています。
きょうも試合後にスタジアムを一周したとき、自分のタオルが増えているのを見て、本当に嬉しかったです。そういった皆さんの期待に自分は何が何でも応えたいと思うタイプなので。今、このクラブのために100%の力を注いでいますし、札幌でJ1に上がることしか考えていません。その想いは本当に伝えたいです」
田川の札幌への想いは着実に強くなっている。
「こういう素晴らしいピッチに立てる喜びは選手にとっては本当に計り知れないものです。とてつもないパワーをいつもくれますし、サポーターの存在がこのクラブの最大の魅力だと思っています。
だからこそ、何度も言いますけど、J1にこのクラブで上がりたい。チームの勝利のために全力でゴールを守り抜きます。これからも共に戦っていただけたら嬉しいです」
礼儀正しく、愚直な男はきょうも一日一日、自分のやるべきことに向き合い続ける。その積み重ねが札幌のJ1昇格を引き寄せる大きな力となるはずだ。
(取材・文:黒川広人)
【著者プロフィール:黒川広人】
北海道出身。大学卒業後、フジテレビで番組制作を担当。2018年よりDAZNにてJリーグ関連の番組制作に携わる。2022年からは株式会社dscに所属し、Jリーグ、Jクラブ、WEリーグをはじめとする各種スポーツ団体の映像ディレクション業務を担当。また、地元・北海道を中心に学生年代の取材活動も精力的に行う。
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