
ガンバ大阪のデニス・ヒュメット【写真:Getty Images】
現在、明治安田J1百年構想リーグにおいて、得点ランキングトップタイの7ゴールをマークしているのがガンバ大阪のデニス・ヒュメットだ。ゴール後に見せる“バッドマン”のパフォーマンスもおなじみになってきたが、好調の裏にはチームの一体感と、前線をともに形成するチームメイトとの好連係があるようだ。(取材・文:高村美砂)[2/2ページ]
明治安田J1百年構想リーグ・地域ラウンド第12節
V・ファーレン長崎 1-1(PK5-6) ガンバ大阪
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「良いコンビだろう?」“バッドマンとロビン”ばりの好相性がチームを勢いづける

『バットマン』に準えたメガネポーズを決めるデニス・ヒュメット(写真右)と逆メガネポーズをとる山下諒也(写真左)【写真:Getty Images】
余談だが、今シーズンも得点のたびにお馴染みとなった『バッドマン』に準えたメガネポーズを披露し続けてきたヒュメット。
先に書いた長崎戦では『同点ゴール』だったこともあって、ゴールセレブレーションも走りながら慌ただしく披露されたが、最近の試合では、例えば、第9節・京都サンガF.C.戦の先制点後のように、メガネポーズをとるヒュメットの隣に山下が並び、逆メガネポーズで一緒に喜ぶシーンも多い。
山下によれば「密かに流行らそうとしている逆バージョン」らしいが、ヒュメットは「あれはロビンだ」と笑う。
「最近、諒也は僕がゴールを決めると横に走り寄ってきて、一緒にメガネポーズで喜んでくれることが多くて…。あれはすごく嬉しいんだけれど、試合が終わってあのシーンを見返すたびに、僕はバッドマンの相棒、ロビンのことを思い出すんだ。
きっと諒也はロビンを目指しているはずだから、これからも諒也はロビンとして隣においてあげようと思う(笑)。良いコンビだろう?」
ACL2決勝進出を決めた、記憶に新しい準決勝第2戦、バンコク・ユナイテッドFC戦では、ヒュメットのシュートのこぼれ球を山下がゴールに収めて先制点を奪うなど、まさに『バッドマンとロビン』ばりの好相性を示してチームを勢いづけた姿も。
そして、その名コンビぶりはきっとACL2決勝の舞台でも相手を翻弄し、ゴールに近づくカギになる。
(取材・文:高村美砂)
著者プロフィール:高村美砂
雑誌社勤務を経て、98年よりフリーライターに。現在は、ガンバ大阪やヴィッセル神戸の取材がメイン。著書『ガンバ大阪30年のものがたり』。
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