
ジェフユナイテッド千葉でプレーする久保庭良太【写真:Getty Images】
2025年に背番号を「3」に変更した久保庭良太。ルーキーイヤーの2024年は怪我に悩まされたが、J1に戦いの場を移した現在は勝敗の責任を負う立場だ。目下のチームは連敗中だが、それでもアカデミー育ちの24歳は「結果を持ってこなければいけない」と覚悟を口にする。(取材・文:石田達也)[2/2ページ]
「自分が活躍すれば自分の番号になると思う」

選手としてジェフユナイテッド千葉でプレーしていた斎藤大輔【写真:Getty Images】
「どの番号も重みは一緒ですが、一桁の重みと言うか、自分に発破をかけるつもりで変えました」
千葉の3番と言えば、故イビチャ・オシム監督のもと、ヤマザキナビスコカップ(現:YBCルヴァンカップ)制覇に貢献したクラブOBにして現スタッフの斎藤大輔氏が背負っていた番号でもある。
「そこは意識してやっていきたいですし、自分が活躍すれば自分の番号になると思うので、3番は久保庭良太だというイメージが付くまで、しっかり上げていきたいです」
だが、2025年はケガの影響もありコンディションもなかなか上がらず、CBでプレーするチームメイトの活躍も見られ、リーグ戦2試合の出場に留まった。
その中で今シーズンはチャンスを掴み、ここまで9試合に出場。勝敗の責任を負う立場となり、チームを後ろから支える。
久保庭は、次のように覚悟を口にする。
「自分は千葉のアカデミーで育ってきて、このJ1の舞台には思い入れがありますし、それ以上にサポーターの方は、すごい熱い気持ちを持って応援してくれていると思います。
自分自身、3番にしたっていうのもありますけど、やっぱりスタメンで、今出ている以上は、個人のパフォーマンスもそうですけど、結果を持ってこなければいけないと思っています」
とにかく勝ちたいーー。
見えない光を探すように背番号3はミックスゾーンを後にした。
これだけは言えるはずだ。明けない夜はないはずである。
(取材・文:石田達也)
【著者プロフィール:石田達也】
千葉県出身。浦和や千葉を中心にJリーグやアマチュアスポーツまで幅広く取材。サッカー専門誌、地域情報誌などにも多数寄稿。「職業サッカークラブ社長」(ベースボール・マガジン社)などの書籍編集を担当。「浦和ACL戦紀」(ELGOLAZO BOOKS)共著がある。
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