2026明治安田Jリーグ百年構想リーグは地域リーグラウンドの全日程を終えた。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。※本記事はJリーグデータサイトをもとに作成しています。入場可能数は『Jリーグホームスタジアム』一覧を参照[3/5ページ]
8位:鹿児島ユナイテッドFC
本拠地:白波スタジアム
平均入場者数:6,980人
収容可能人数:30,275人
収容率:23.1%
【安定した集客力も、3万超の大箱ゆえの低収容率】
2026明治安田Jリーグ百年構想リーグでスタジアムの収容率が下から8番目となったクラブは鹿児島ユナイテッドFCだ。
J3クラブでは屈指の集客力を誇り、1試合平均6,980人を動員したが、30,275人を収容する巨大な「白波スタジアム」のキャパシティが影響し、収容率は23.1%にとどまった。
【九州ダービーの熱狂と新スタジアムへの期待】
特別シーズンで所属したWEST-Bグループでは、九州のライバル勢と同居したレギュレーションが追い風となった。
とりわけ大分トリニータ戦では特別イベントが催されたこともあり、今季最多の11,988人を動員。サガン鳥栖戦でも8,364人が来場し、白熱の「九州ダービー」がスタンドを大いに沸かせた。
チームもグループ2位とピッチ上で快進撃を演じてみせ、ファンにとっても満足できるシーズンとなったと言えそうだ。
この熱気を未来へ繋ぐための最重要テーマが、新スタジアム計画だ。
白波スタジアムは鹿児島県のスポーツ施設で、陸上トラックもあり、スタンドの屋根もJリーグのライセンス基準を満たしていない。
そういった事情もあり、新スタジアム建設に向けた動きを進めており、今年1月には鹿児島県サッカー協会、同ラグビー協会との連名で募った署名を県知事と市長へ提出した。
クラブの規模に見合った球技専用スタジアムが完成した暁には、空席だらけという印象は消え去るはずだ。

