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「今年で33歳になりましたけど」北海道コンサドーレ札幌の荒野拓馬に漂う充実感。「監督を男にしたい」の言葉に込める思い【コラム】

シリーズ:コラム text by 黒川広人 photo by Getty Images

北海道コンサドーレ札幌 荒野拓馬

北海道コンサドーレ札幌の荒野拓馬【写真:Getty Images】



 北海道コンサドーレ札幌の荒野拓馬に充実感が漂っている。昨季は出場機会に恵まれず、もどかしい時間も過ごした。それでも川井健太監督の下で新たなスタートを切った2026シーズン、33歳となった赤黒のワンクラブマンは今、ピッチ上で躍動している。「川井監督を男にしたい」。その言葉に込めた想いとは。(取材・文:黒川広人)[2/2ページ]

明治安田J2・J3百年構想リーグ・プレーオフラウンド第1戦 5-8位決定戦
ブラウブリッツ秋田 1-1(PK5-4) 北海道コンサドーレ札幌
ソユースタジアム

「もっと大きくなっていかないと」荒野拓馬がクラブに抱く強い思い

北海道コンサドーレ札幌 荒野拓馬

“札幌のエンジン”こと荒野拓馬はピッチを縦横無尽に駆け回る【写真:Getty Images】


「コンサドーレはJ1で戦い続けなければいけないクラブだと思います。そんなクラブになりかけていた中での降格だったので。まずはそこに戻らないといけない。そして、そこからもう1個上に行くためには選手はもちろんですが、クラブとしてもっと大きくなっていかないと。それは選手だけではありません。

 僕たちはホームで絶対に勝つ。とにかく結果を出さないといけない。クラブとしてもホームで勝利を積み重ねている中、1万人以上入れられない現状は課題だと感じています。この先、J1で戦って、タイトルを目指していくようなクラブになる上でお互いの改善が必要です。その上で僕たちはまずしっかりとピッチで結果を残す。それが大事だと思います」

 荒野は新シーズン開幕の日まで、自らのやるべきことを積み重ねていく。

「課題もいっぱいありますし、まだまだ上げられると思っています。そこを突き詰めていきたい。J2が簡単じゃないことは去年も経験して分かっています。だからこそ、8月の開幕に向けて、今大会もあと1試合ありますし、その先の準備期間も大切にしたい。

 キャンプではJ1クラブとも戦えるので、そういう場でしっかり形にしていきたい。僕たちの最優先ミッションはJ1昇格です。そこに向かってみんなで戦っていきたいと思います」

 川井監督のもと、J1へ。その想いを胸に、荒野拓馬は今日もピッチ内外で動き続ける。

(取材・文:黒川広人)

【著者プロフィール:黒川広人】
北海道出身。大学卒業後、フジテレビで番組制作を担当。2018年よりDAZNにてJリーグ関連の番組制作に携わる。2022年からは株式会社dscに所属し、Jリーグ、Jクラブ、WEリーグをはじめとする各種スポーツ団体の映像ディレクション業務を担当。また、地元・北海道を中心に学生年代の取材活動も精力的に行う。

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