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「札幌育ちにこんな選手がいるんだ」ブラウブリッツ秋田の佐藤大樹が特別な古巣戦に懸けた思い「もっと怖い選手にならないと」【コラム】

シリーズ:コラム text by 黒川広人 photo by Getty Images

ブラウブリッツ秋田 佐藤大樹

ブラウブリッツ秋田の佐藤大樹【写真:Getty Images】



 「いつもとやっぱり違いました」。ブラウブリッツ秋田の背番号10を背負う佐藤大樹にとって、アカデミー時代を過ごした北海道コンサドーレ札幌との一戦は特別なものだった。高校、大学卒業時に札幌入りを思い描くも、その夢は叶わず。 かつて「札幌は故郷でもあり、心のクラブ」と語った27歳は、古巣との対戦で攻守に奮闘し、チームの勝利に貢献した。(取材・文:黒川広人)[2/2ページ]

明治安田J2・J3百年構想リーグ・プレーオフラウンド第1戦 5-8位決定戦
ブラウブリッツ秋田 1-1(PK5-4) 北海道コンサドーレ札幌
ソユースタジアム

「どのチームからも要注意選手として見られる存在に」

ブラウブリッツ秋田 佐藤大樹

ブラウブリッツ秋田加入3年目の佐藤大樹【写真:Getty Images】


「J1でプレーしたいという気持ちは昔から変わりませんし、上のレベルでやりたい気持ちは当然あります。そのためにも自分にベクトルを向けて、もっと成長していく必要があります。個人で打開できる選手じゃないと、J1では活躍できません。今日もたくさん課題が出ましたし、その課題と向き合いながらもっと怖い選手にならないとダメですね」

 札幌に勝利したことで秋田は鹿児島ユナイテッドFCとの5位決定戦に挑むこととなった。

「次が今大会最後の試合になります。全体で5位になれるチャンスもあるので、自分がこれまで培ってきたものをしっかり発揮したいです。その上でもっといろいろなところから評価される選手になりたいですし、最後は自分が決めて、この大会を締め括りたいですね。ゴールを重ねて、どのチームからも要注意選手として見られる存在になりたいです」

 ポジションは一つ後ろになっても、ストライカー育ちらしいゴールへの貪欲さは不変だ。

 5位決定戦は、さらなる飛躍を目指す佐藤にとって、自らの現在地と可能性を示す絶好の舞台となる。秋田の背番号10は、その誇りを胸に、結果で自身の価値を証明してみせる。

(取材・文:黒川広人)

【著者プロフィール:黒川広人】
北海道出身。大学卒業後、フジテレビで番組制作を担当。2018年よりDAZNにてJリーグ関連の番組制作に携わる。2022年からは株式会社dscに所属し、Jリーグ、Jクラブ、WEリーグをはじめとする各種スポーツ団体の映像ディレクション業務を担当。また、地元・北海道を中心に学生年代の取材活動も精力的に行う。

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