レアル・マドリードが、いわゆる「ネグレイラ事件」を巡り、バルセロナに対する厳しい処分をUEFAへ求めているようだ。スペイン紙『AS』が、現地時間8日に報じている。
レアル・マドリードがバルセロナのタイトル剥奪要求
同紙によると、レアル・マドリードはここ数カ月にわたって作成してきた資料をUEFAへ提出する見通し。その中では、バルセロナに対するスポーツ面での制裁を求めているという。
報道では、フロレンティーノ・ペレス会長が選挙期間中からネグレイラ事件への対応を重視していたとされ、クラブは競技の公正性や大会の完全性を守るべきだとの立場を取っているという。
また、『AS』によれば、レアル・マドリードはバルセロナのUEFA主催大会への出場停止だけでなく、問題の対象期間中に獲得したタイトルの剥奪まで求めている模様。提出予定の資料には、その主張を裏付ける証拠が含まれているとしている。
ネグレイラ事件とは、バルセロナが2001年から2018年にかけて、スペイン審判技術委員会(CTA)の元副委員長ホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏および関連会社へ資金を支払っていたとされる問題。
バルセロナ側は審判に関する技術的なレポートやアドバイスの対価だったと説明している一方、スペインサッカー界では競技の公正性を巡る大きな議論に発展し、現在も司法手続きが続いている。
なお、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は2023年、この問題について「私が見たサッカー界の事案の中で最も深刻なケースの一つ」と発言していた。
『AS』は、UEFAがこの問題を終結したとは考えておらず、司法手続きの進展を見守りながら状況を注視してきたと伝えている。
今後、UEFAがレアル・マドリード側の申し立てにどのような対応を取るのか、その動向に注目が集まりそうだ。
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