2026明治安田Jリーグ百年構想リーグ全日程を終えた。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率(地域リーグラウンド限定)に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。※5月29日に掲載した同テーマの記事は『Jリーグホームスタジアム一覧』の収容可能人数に誤りがありました。本記事はJリーグよりいただいた訂正版を反映させたものになります。[3/5ページ]
3位:ロアッソ熊本
本拠地:えがお健康スタジアム
平均入場者数:5,295人
収容人数:30,275人
収容率:17.5%
【Jリーグ全体で見ても…】
2026明治安田J2・J3百年構想リーグの観客動員において、スタジアムの収容率がワースト3位となってしまったのがロアッソ熊本だ。
特別シーズンはホームゲームで1試合平均5,295人を動員したものの、本拠地「えがお健康スタジアム」は3万人を超える巨大なキャパシティを誇る。
Jリーグ全体で見ても屈指の大規模スタジアムであるため、約17.5%という現在の収容率では広大なスタンドの大部分が空席となり、スタンドは視覚的にガラガラな印象を与える。
【前年から客足は…】
観客数が伸び悩んだ背景には、チームが置かれた現状が重く影響しているだろう。
熊本は前年のJ2リーグで平均6,715人を動員していたが、最終節で痛恨のJ3降格が決定。特別シーズンのWEST-Bグループでは5位に終わり、平均観客数は前年比で約2割減となった。
J3のクラブが3万人規模のメガスタジアムをホームとすると、どうしても空席が目立つのは仕方がない。それでも、この平均動員数は全60クラブ中40位に位置し、J3所属チームのなかではトップクラスの集客力を誇っている事実は見逃せない。
この決して小さくないサポーターの熱量を巨大な空間で散逸させず、ダイレクトにピッチへ届けてスタジアムの温度を上げていけるか。2026/27シーズンの昇格レースのカギを握る要素になるはずだ。

