2026明治安田Jリーグ百年構想リーグ全日程を終えた。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率(地域リーグラウンド限定)に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。※5月29日に掲載した同テーマの記事は『Jリーグホームスタジアム一覧』の収容可能人数に誤りがありました。本記事はJリーグよりいただいた訂正版を反映させたものになります。[4/5ページ]
2位:カマタマーレ讃岐
本拠地:四国化成MEGLIOスタジアム
平均入場者数:2,706人
収容人数:22,338人
収容率:12.1%
【収容率は…】
2026明治安田Jリーグ百年構想リーグにおいて、スタジアムの収容率が下から2番目となったのがカマタマーレ讃岐だ。
今季、本拠地「四国化成MEGLIOスタジアム」で開催された8試合の平均入場者数は2,706人であり、収容率は12.1%にとどまった。
2万人超収容のスタンドゆえに空席は目立つものの、クラブにとってはポジティブなシーズンとなった。
今季はツエーゲン金沢戦が別会場の屋島レクザムフィールドで開催され、4,381人を動員。この一戦を含めたホーム全9試合の平均動員は2,892人に達し、動員最下位だった前年の平均2,203人から約31%もの急上昇を記録している。
【最大の要因は…】
この大幅増をもたらした最大の要因は、特別シーズンにおける「グループ編成の恩恵」だ。
所属したWEST-Aグループには四国の全5クラブが集結。通常なら対戦のないクラブとも毎月のように熱い「四国ダービー」が開催され、アウェイサポーターの来場が客足を大きく押し上げた。
事実、四国勢との4試合では平均3,010人を動員し、なかでも徳島ヴォルティス戦では最多の4,804人を記録している。
また、前年に9試合もあった1,000人台のゲームが今季は奈良戦の1試合のみに激減したことも、全体の底上げに大きく寄与した。
この熱気を一過性で終わらせず、来季以降の収容率向上とリピーター定着へつなげられるかが次の勝負所だ。

