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W杯まで1年…なでしこジャパンは底上げが必要! 確立されていない左サイドの候補とNWSL2位クラブの背番号10の招集は?

text by 編集部 photo by Getty Images

ヤングなでしこ10番、板村真央
U-20日本女子代表FW板村真央【写真:Getty Images】



 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は9日、トレーニングマッチ(国際Aマッチ扱い)で南アフリカ女子代表と対戦し、0-1の敗北を喫した。FIFA女子ワールドカップ2027年まで1年と時間がないが、選手層を厚くし、底上げが必要となるだろう。

なでしこジャパンは底上げが必要!

 第1戦を5-0と快勝したなでしこジャパンは、第2戦で先発を10人変更して臨み、9分にコーナーキックから失点し、南アフリカに初の敗戦となった。

 ほぼ総入れ替えで初招集の竹重杏歌理と伊東珠梨が先発し、テストマッチとしての意味合いもあったが、FIFAランキング58位の相手に敗戦。

 短期決戦のW杯本大会では、不測の事態も想定され、全試合をベストメンバーで臨むことは難しいため、底上げをする必要がある。

 現に、第2戦で決定力不足も露呈し、一瞬の隙を突かれて、敗北を喫しているため、どのメンバーでも勝てるメンツを揃えるべきだ。

 まず、左サイドの選手の確立が必要だろう。

 浜野まいかが不参加となり、第1戦では宮澤ひなた、第2戦では千葉玲海菜が先発で左サイドを務めた。

 宮澤はもともとFWの選手で、ウィンガーとしても力を発揮していたが、所属するマンチェスター・ユナイテッドWFCではボランチで起用されており、抜群の読みでの守備とパス能力を評価されている。

 そのためか、左サイドを果敢にドリブルで仕掛けるよりも、パスを優先していたようにも見える。

 また、フランクフルトではスーパーサブのような立ち位置でもゴールを量産している千葉は、本来はセンターフォワードのため、自ら仕掛けるタイプというより、ポストプレーやスペースに走る動きを得意とする。



 藤野あおばや清家貴子のように果敢に仕掛けるタイプのウィンガーが必要ならば、フェイエノールトに所属し、今季オランダの年間最優秀選手に輝いたU-20日本女子代表(ヤングなでしこ)FW板村真央を推したい。

 ヤングなでしこを見ても、実力は圧倒的で、オランダでプレーしているだけに、フィジカルも強い。

 板村はU-20女子ワールドカップを控えているが、大会終了後となる11月の招集はありかもしれない。

 さらに、NWSLのエンジェル・シティーに所属するMF遠藤純も左ウィングでプレーできる。

 2024年2月に左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負った遠藤は、2025年10月に代表復帰も、それ以降呼ばれていない。

 今季のNWSLではゴールやアシストこそないものの、徐々にキレを取り戻してきており、11月で試したいところだ。

 また、今回伊東が初招集となったボランチでは、NWSLのユタ・ロイヤルズで背番号10を背負う三浦成美も今後の候補に入るだろう。

 昨季12位のチームは、田中美南や三浦の活躍もあり、現在2位と大躍進。

 2025年12月以降の招集はないが、狩野倫久監督もプレーを理解していることも大きいはずだ。

 現段階では、次の活動は11月となっているなでしこジャパンには、今後の底上げを期待したい。

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