
アルゼンチン代表 リオネル・スカローニ監督【写真:Getty Images】
アメリカ、カナダ、メキシコの共催で行われているFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)。アルゼンチン代表は日本時間17日、アルジェリア代表との初戦に臨む。14大会連続19回目の出場となる前回王者の指揮官を紹介する。
アルゼンチン代表としても2006年ドイツW杯に出場
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アルゼンチン代表を率いるのは、アルゼンチン出身のリオネル・スカローニ監督だ。
1978年生まれの48歳。現役時代は右サイドバックなどでプレーし、デポルティーボ・ラ・コルーニャやラツィオなどで活躍。アルゼンチン代表としても2006年ドイツW杯に出場した。
現役引退後は指導者の道へ進み、ホルヘ・サンパオリ監督の下でアルゼンチン代表のアシスタントコーチを務めた。
転機となったのは2018年ロシアW杯後だった。ベスト16敗退の責任を取って、サンパオリ監督が退任すると、スカローニ監督がU-20代表監督との兼任という形で暫定的にトップチームを指揮することになった。
当初は“つなぎ役”との見方も少なくなかったが、若手の積極起用やチーム改革が評価され、2019年11月に正式監督へ就任。コパ・アメリカ2019では3位に導き、本格的な再建がスタートした。
その後はジオヴァニ・ロ・チェルソ、ロドリゴ・デ・パウル、ラウタロ・マルティネスらを中心とした新チームを構築。ボール保持を軸にしながらも、状況に応じて柔軟に戦い方を変えるバランス型のチームへと進化させた。
そして、2021年のコパ・アメリカでアルゼンチンを28年ぶりの主要国際大会優勝へ導くと、2022年カタールW杯では世界一を達成。さらに、2024年のコパ・アメリカでも連覇を果たし、アルゼンチン代表の黄金期を築き上げている。
現在のアルゼンチンは、リオネル・メッシを中心としながらも世代交代を着実に進めている。南米予選も首位で突破し、今大会はブラジル以来3カ国目のW杯連覇を狙う立場として北中米の地へ乗り込む。
暫定監督から世界王者へ――。就任当初は想像もされなかった成功を収めたスカローニ監督は、ブラジル以来となるW杯連覇という偉業を成し遂げることができるだろうか。
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