【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎える。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会で、最も強力な戦力を揃えているのはどのチームなのか。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃力、守備力、選手層、勝負強さ)に分けて数値化(各25点の100点満点)し、1~5位のランキング形式で紹介する(本文の内容は現地時間6月10日の時点のもの)[1/5ページ]
5位:スペイン代表

スペイン代表MFペドリ【写真:Getty Images】
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監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ(5年目)
戦力値:90(攻撃力24、守備力22、選手層23、勝負強さ21)
【攻撃力は今大会でも…】
ユーロ2024(欧州選手権)王者であるスペイン代表は、今大会でも優勝候補の一角に挙げられるだろう。
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の下でチームは成熟を見せており、数年前までのようにボールを支配して回すだけでなく、両ワイドのアタッカーを軸とした縦への鋭さも備えている。
2年前のユーロからの大きな変化は、最前線の人選だ。アルバロ・モラタに代わりミケル・オヤルサバルが起用されており、直近2年間で13ゴール5アシストと結果を残している。W杯でも決定的な仕事が期待される存在だ。
彼らが本来持つ「攻撃力」は「25」に限りなく近い。しかし、大会途中に怪我から復帰予定のラミン・ヤマル、不調のニコ・ウィリアムズ、さらにフェルミン・ロペスの欠場などを踏まえ、評価はやや抑えた「24」とした。
どのポジションも基本的には層が厚いが、唯一の懸念材料はCB陣だ。
【PK戦も…】
ビルドアップ能力には優れる一方で、押し込まれた状況からカウンターを受けた際の対応には不安を残すメンバー構成となっている。マルク・プビルの抜擢も選択肢にはなるが、代表経験の少なさを考えれば現実的な解とは言い難い。
昨年のUEFAネーションズリーグでも、フランス代表の強烈な個の力に守備面で苦戦を強いられた。
またスペイン代表は直近2大会でPK戦の末に敗退しており、昨年のUEFAネーションズリーグ決勝でもポルトガル代表にPK戦で屈している。延長戦で決着がつかない展開における「勝負強さ」には課題が残る。
それでも、チームとしての成熟度は今大会でも屈指と言っていい。試合を120分以内に決め切ることができれば、優勝争いに十分加わる力を持っているだろう。