フットボールチャンネル

フランス代表はハーフタイムに何を変えた?セネガル撃破を導いたデシャン監督の修正【北中米W杯分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 フリーライター photo by Getty Images
フランス代表
フランス代表【写真:Getty Images】


 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループI第1節・フランス代表vsセネガル代表が現地時間16日に行われ、フランス代表が3-1で勝利した。結果だけ見れば前回大会の準優勝チームの大勝にも思えるが、内容面では苦戦。特に前半はシュート1本と難しい45分を過ごしていた。この展開を指揮官はどのように修正して、勝利を手繰り寄せたのだろうか。(文:安洋一郎)[2/2ページ]

両チームの間にあったCBの差

フランス代表DFダヨ・ウパメカノ
フランス代表DFダヨ・ウパメカノ【写真:Getty Images】


 前半と後半で大きく試合展開が変わった中で、前半を優位に戦ったセネガル代表にも勝機がなかったわけではない。完全に彼らのペースで試合が進んでいた。

 それでもフランスがゴールを許さなかった最大の要因は、何度も1対1の場面でボールを奪ったウパメカノの存在だった。

 何度かカウンターからスペースに抜け出して決定的な場面を迎えたが、彼とウィリアン・サリバのコンビがセネガル代表の攻撃陣の前に立ちはだかった。

 一方のセネガル代表は怪我明けのカリドゥ・クリバリのパフォーマンスが厳しかった。

 主将を務めるベテランDFは今年のアフリカネイションズカップでも苦しいパフォーマンスに終始しており、W杯初戦でもその不安を払拭できなかった。

 1点目のエンバペと2点目のバルコラの得点シーンは、いずれもクリバリのカバーが遅れており、両チームのセンターバック陣の出来が、そのまま勝敗を分けた。

 後半の見事な修正で勝利を収めたフランス代表だが、ボールを持たされた時の攻め手の無さという課題が露呈したことは、不安材料として残った。

 この試合を受けて、今後の対戦相手はフランス代表にボールを持たせる展開を意図的に作ってくる可能性が高い。

 デシャン監督は豊富なタレントを活かしてどのように修正を図るのか。優勝候補の2試合目以降の戦い方にも注目だ。

【関連記事】
【W杯写真ギャラリー】美女サポーター一覧
【グループリーグ最新順位表】FIFAワールドカップ2026
【全試合日程・放送予定の一覧】FIFAワールドカップ2026

『フットボールチャンネル』でサッカー最新情報を見よう!
いち早くチェックしたい方は下記リンクから↓↓


【了】

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!