【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で、南アフリカ代表MFテンバ・ズワネに科された3試合出場停止処分が物議を呼んでいる。南アフリカメディア『News24』は現地時間18日、南アフリカサッカー協会(SAFA)が同処分に対して異議申し立てを行う方針だと報じた。
南アフリカ監督が開幕戦での判定に不満
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問題となっているのは、グループA第1節のメキシコ代表対南アフリカ代表の一戦だ。
南アフリカはこの試合に0-2で敗れ、終盤にはスフェフェロ・シトレとズワネの2人が退場処分となった。ズワネはVARの介入を経て、メキシコ代表MFロベルト・アルバラードに対する行為でレッドカードを提示された。その後、FIFA規律委員会はズワネに3試合の出場停止処分を科している。
一方で、南アフリカ側が比較対象として持ち出しているのが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのプレーだ。アルゼンチン代表がアルジェリア代表に3-0で勝利した試合で、メッシが相手DFアイサ・マンディのふくらはぎを踏むような形になった場面があった。
しかし、このプレーではメッシに警告は出されていない。
南アフリカ代表を率いるヒューゴ・ブロース監督は、ズワネへの処分について「レッドカードは厳しすぎる」と不満を示した。さらに、メッシの場面を引き合いに出し、「メッシにはVARチェックすらなかった。しかし我々の場面ではVARが入った」と指摘。ズワネについては、相手選手にブロックされ、そこを越えようとしただけだと主張している。
同監督は「メッシがレッドカードを受けるべきだったと言っているわけではない」と前置きしつつ、「では、ズワネの行為と何が違うのだろうか」と判定基準への疑問を口にした。SAFAは処分に対して正式に異議を申し立てる見通しで、南アフリカ国内では、W杯の大舞台における判定と処分の一貫性が大きな論点となっている。