
コートジボワール代表FW ヤン・ディオマンデ【写真:Getty Images】
コートジボワール代表として北中米W杯に出場しているFWヤン・ディオマンデが米サイト『ザ・プレイヤーズ・トリビューン』にて、自身の悲痛な過去について綴った記事が話題になっている。
ヤン・ディオマンデの手紙が感動的すぎると全世界で話題に
今だけお得なキャンペーン実施中のDAZNで視聴する[PR]
ディオマンデは今季、RBライプツィヒで33試合に出場し、12得点9アシストを記録。19歳にして大ブレイクを果たしたウィンガーだ。『Transfermarkt』による市場価値は9000万ユーロ(約166億円)に達しており、欧州屈指の有望株として注目を集めている。
そんな人気銘柄のFWは、自身のSNSに妹の名前を冠した「ロクサーヌへ」と題する手紙を投稿。手紙形式でつづられた文章の中で、妹ロクサーヌさんの訃報を知った当時の心境や、その悲しみを乗り越えながら歩んできたこれまでの日々を振り返っている。
欧州のプロクラブとの契約に苦戦していたディオマンデだが、2024年末に当時ラ・リーガ所属だったレガネスとプロ契約を締結。2025年3月にはレアル・マドリード戦でトップチームデビューを果たすなど、キャリアは大きく動き始めていた。
しかし、その直後に悲劇が襲う。3歳下の妹ロクサーヌさんが亡くなったのだ。
「パーティーで、誰かがあの子の飲み物に何かを入れた。それで二度と目を覚まさなかった。いなくなったんだ」
ディオマンデはそう振り返っている。幼い頃から夢を共有し、誰よりも自分を信じてくれていた妹を失ったことで、彼は大きな喪失感を抱えることになった。
「僕が今できるのは、痛みをさらなる努力の原動力に変え、僕たちが二人で夢見てきたことをすべて実現することだけだ」と綴った。その言葉通り、彼はその後も目覚ましい活躍を続けている。
最後には、妹への溢れんばかりの思いを綴った。
「W杯は、君が見ていた僕のプレーを世界に見せつけるチャンスなんだ。ゴールを決めたらその度に君の名前を世界中のみんなに教えて、みんなに覚えてもらえるようにするからね」と手紙の中で妹に語りかけている。
また、妹が幼い頃から周囲の疑いの目にも屈することなく、「私のお兄ちゃんは世界で一番の選手になる」と信じ続けてくれたことにも触れた。「君が正しかったことを証明してみせる。できなければ、証明するために死ぬまで努力し続けるよ」と決意を綴り、亡き妹への手紙を結んでいる。
ディオマンデは6月15日(現地時間14日)のグループステージ初戦・エクアドル戦に先発出場し、持ち味のドリブルで幾度となく好機を創出。ピッチ上で強烈な存在感を示した。さらに、亡き妹への思いを綴った手紙がSNSで拡散されたことで、その名はプレー以外の面でも大きな注目を集めている。
(文・劔持拓歩)
【関連記事】
【W杯写真ギャラリー】美女サポーター一覧
【グループリーグ最新順位表】FIFAワールドカップ2026
【全試合日程・放送予定の一覧】FIFAワールドカップ2026
【了】
