FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)では、グループリーグの順位決定ルールが変更されている。その影響で、ハイチ代表とトルコ代表は最終節を残しながら敗退が決定。3位通過の可能性が残されている大会にもかかわらず、なぜ早期敗退となったのか。
北中米W杯の新ルールとは?
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今大会は48チーム制となり、各グループ4チームの計12組でグループリーグを実施。各組上位2チームに加え、3位のうち成績上位8チームが決勝トーナメントへ進出する。
そのため、一見すると2試合を戦って勝点0のチームでも最終節で勝利すれば3位に浮上し、突破の可能性を残しているように見える。
しかし、今大会ではFIFAが順位決定の優先順位を変更した。
従来は勝点で並んだ場合、まず得失点差、その後に総得点などが比較されるケースが一般的だった。一方、2026年大会では勝点が並んだ際、最初に比較されるのが当該チーム同士の直接対決の結果となっている。
グループリーグの主な順位決定基準は以下の通りだ。
1. 当該チーム同士の対戦で獲得した勝点
2. 当該チーム同士の対戦での得失点差
3. 当該チーム同士の対戦での総得点
4. グループ全体での得失点差
5. グループ全体での総得点
6. フェアプレーポイント
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この新ルールによって、ハイチは初戦でスコットランドに0-1で敗れ、第2戦でもブラジルに0-3で敗戦。最終節でモロッコに勝利して勝点3に到達したとしても、同じ勝点3となる可能性があるスコットランドとの直接対決で敗れているため、順位で上回ることができない。
トルコも同様。初戦でオーストラリアに0-2、第2戦でパラグアイに0-1で敗戦。最終節でアメリカに勝利して勝点3となっても、すでにオーストラリアとパラグアイとの直接対決で敗れているため、両国を上回ることができない。
つまり、以前であれば「最終節で大量得点を挙げて得失点差勝負に持ち込む」というシナリオも考えられた。しかし今大会では直接対決が最優先されるため、その可能性が消滅。ハイチとトルコは最終節を待たずして敗退が決定した。
48チーム制への移行で3位通過枠が設けられた一方、新たな順位決定ルールによって早期敗退が確定するケースも生まれた。2026年大会では、この「直接対決優先」のルールがグループリーグの行方を大きく左右している。
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