元イングランド代表GKジョー・ハート氏が、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で使用されている公式球について独自の見解を示した。イギリス『BBC』での解説中に語った内容が注目を集めている。
元イングランド代表GKジョー・ハート氏が大会公式球に言及
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今大会では、ミドルシュートやロングシュートに対するGKの対応が話題となる場面が少なくない。ハート氏は、クロアチア代表MFマルティン・バトゥリナがイングランド代表戦で決めた同点ゴールを分析する中で、その要因の一つとして公式球の特性を挙げた。
同氏は「正直、このボールはGKが感じている以上のスピードで飛んできている気がする」とコメント。「ジョーダン・ピックフォードはボールに飛びついているが、完全には届いていない。なぜ手ではなく親指側で触れているのかといえば、思った以上に早く自分のところへ来ているからだと思う」と説明した。
さらに、アルジェリア代表戦でリオネル・メッシが決めたゴールなども例に挙げながら、「GKたちがミドルシュートへの対応でタイミングを見誤っている場面が目立つ」と分析。通常であればセーブできる可能性のあるシュートにも苦戦しているのではないかとの見方を示した。
ハート氏は、2010年南アフリカW杯で大きな話題となった公式球「ジャブラニ」にも言及。当時は独特の軌道や変化によってGKたちが対応に苦しんだことで知られており、今大会の公式球にも似た影響があるのではないかと指摘している。
2026年大会で使用されているアディダス製公式球「トリアンダ」は、VARへデータを送信するセンサーを内蔵。さらに従来の多面体構造とは異なり、わずか4枚のパネルで構成されているという。こうした独特の構造がボールの飛行特性に影響を与えている可能性も指摘されている。
大会序盤から各国のGKがミドルシュートやロングシュートへの対応に苦戦する場面が見られる中、公式球が試合へどのような影響を及ぼしているのかにも注目が集まりそうだ。
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