FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループリーグ第2節が21日に行われ、キュラソー代表はエクアドル代表と0-0で引き分けた。ワールドカップ初勝ち点獲得の立役者となったGKエロイ・ロームの活躍を、アメリカ『ESPN』が報じている。
キュラソー代表GKエロイ・ロームが偉業
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人口約16万人のキュラソーは、初出場となった今大会の初戦でドイツ代表に1-7と大敗。しかし、第2戦では優勝候補の一角と目されるエクアドルを相手に粘り強い守備を披露し、貴重な勝ち点1を手にした。
なかでも圧巻だったのが37歳の守護神ロームだ。エクアドルは28本のシュートを放ち、そのうち15本を枠内に飛ばしたが、ロームはすべてをストップ。
『ESPN』によると、この15セーブは2014年ブラジルW杯のベルギー代表戦でアメリカ代表GKティム・ハワードが記録したワールドカップ最多タイ記録に並ぶ数字となった。
さらに、無失点試合での15セーブは大会史上最多であり、延長戦なしの試合における15セーブも単独最多記録だという。
ロームは試合後、「信じられない思い出になる。プレーしている時は意識しないけど、振り返れば特別な試合になるだろう。ゴールキーパーとしては、ほぼ完璧な試合だった」と喜びを語った。
また、自身の偉業について問われると、「ティム・ハワードの記録を超えられなかったのは少し悔しい。でも彼もテレビの前で汗をかいていたんじゃないかな」と冗談交じりにコメント。「今の僕にはキュラソーに銅像が必要だと思うね」と笑顔を見せた。
エクアドルは期待値ゴール(xG)3.08を記録しながら無得点に終わり、痛恨のドロー。一方のキュラソーはワールドカップ初勝ち点を獲得した。
試合後、ディック・アドフォカート監督は「私たちがどれほどの道のりを歩んできたかを知っている。6万人の観衆の前で、アウェイのような雰囲気の中で0-0の引き分けを手にした。誇りしかない」と選手たちを称賛した。
たとえ決勝トーナメント進出を逃したとしても、キュラソーにとってこの一戦はワールドカップ史に刻まれる歴史的な夜となった。
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