スペイン代表 ニコ・ウィリアムズ【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループリーグH第2節、スペイン代表はサウジアラビア代表に4-0で快勝し、今大会初勝利を挙げた。ラミン・ヤマルのW杯初ゴールなど明るい話題が並んだ一方で、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督にとっては見過ごせない懸念材料も浮上している。
懸念されるニコ・ウィリアムズの状態
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序盤からサウジアラビア代表を圧倒し、前半だけで3ゴールを奪って試合を決定づけたスペイン代表。エースのラミン・ヤマルにW杯初ゴールが生まれるなど、ポジティブな面も多かった。
しかし、その一方で懸念材料も浮かび上がった。
それは、61分から途中出場したニコ・ウィリアムズのコンディションだ。今季は負傷の影響で離脱期間が長く、本大会のメンバー入りすら危ぶまれていたほどだった。
彼の最大の武器は、鋭いスピードを活かしたドリブルにある。しかし、この日はその持ち味をほとんど発揮することができなかった。
データサイト『Sofascore』によると、この試合でニコがドリブルを試みた回数はわずか1回。約30分間の出場時間があり、なおかつ4点リードという余裕のある状況だったことを考えれば、物足りない数字と言わざるを得ない。
恐らく、コンディションはまだ万全ではないのだろう。得意の仕掛けは影を潜め、ウインガーとしての存在感も限定的だった。
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督としては、2年前に制した欧州選手権(EURO2024)の成功体験が脳裏に焼き付いているはずだ。ヤマルとニコの両翼を擁し、欧州王者に輝いた記憶は簡単には捨てられないだろう。
ただ、少なくともこの試合で見せたパフォーマンスを見る限り、大会期間中にコンディションが劇的に上向くと期待するのは難しい。スペイン代表にとっては快勝の裏で、新たな不安とも向き合うことになった。
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