FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に臨んでいるサッカー日本代表のメンバーたち。サッカーにすべてを捧げてきた者の中でも、ごく一握りの精鋭しか辿り着けない舞台だが、彼らが青春時代を過ごした教育環境もその成長を支えたはずだ。今回は、世界に挑む代表戦士たちの出身高校に注目。その偏差値をランキング形式で紹介する。※偏差値は「みんなの高校情報」2026年度版を参照。複数コースある場合は一番下の偏差値に設定。メンバーは発表当時のもの[5/10ページ]
6位:鈴木淳之介(すずき・じゅんのすけ)
生年月日:2003年7月12日
所属クラブ:FCコペンハーゲン(デンマーク)
出身高校:帝京大学可児高等学校(偏差値:51)
【岐阜県内有数の…】
昨年6月のサッカー日本代表デビューから急速に評価を高めた鈴木淳之介は、岐阜県にある私立の帝京大学可児高等学校の出身だ。
同校は普通科の偏差値が51である一方、難関大学を目指すSTコースの偏差値は61に達するなど、県内有数の進学校という側面を持つ。
同時にサッカー部の強化にも注力しており、人工芝グラウンドや寮を完備するスポーツの強豪校でもある。
【第1志望では…】
鈴木は中学時代まで地元のクラブチームでプレーしたが、高校進学を前にFC岐阜U-18のセレクションで落選という挫折を味わった。
のちに加入する湘南ベルマーレの公式メディアで「岐阜ユースか帝京可児の2択だったので、帝京可児に進むことになりました」と語っており、必ずしも第一希望の進路ではなかったことがうかがえる。
高校は自宅から通える距離にあったが、自らの甘えを断ち切るためにあえて親元を離れてサッカー部の寮に入り、厳しい環境に身を置く選択をした。
入学当初はまだ身体ができていなかったものの、地道に筋トレに励んでフィジカルを大幅に強化。そのハングリー精神はすぐに実を結び、高校2年の冬には早くも湘南への加入内定を勝ち取った。
直後の全国高校サッカー選手権では、ボランチとしてチームを牽引し大会優秀選手に選出されている。
プロ入り後はセンターバックとしても新境地を開拓し、2025年夏にデンマークの名門FCコペンハーゲンへ完全移籍。文武両道の環境で自らを厳しく磨き上げた知性とタフさがあるからこそ、W杯への道が拓かれた。

