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【ノルウェー代表 北中米W杯無料選手名鑑】予想フォーメーション&招集メンバー全選手徹底紹介

シリーズ:北中米W杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

ノルウェー代表
ノルウェー代表 選手名鑑【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎えた。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦しているのだろうか。今回は、7大会ぶり4回目の出場となるノルウェー代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。※成績は6月1日時点。[4/6ページ]

ミッドフィルダー

マルティン・ウーデゴール
ノルウェー代表のマルティン・ウーデゴール【写真:Getty Images】


セロ・アースゴード(背番号19)

生年月日:2002年5月2日(24歳)
所属クラブ:レンジャーズ(スコットランド)
25/26リーグ戦成績:28試合出場/5得点
代表通算成績:7試合出場/5得点

 音楽家の両親を持つ司令塔。自身も余暇には音楽制作に勤しんでおり、ピッチ外でもクリエイティビティを発揮する。プレースタイルも、アーティスティックで即興性に富んだパスと動き出しが持ち味で、2025/26シーズンから所属するレンジャーズでは中盤のリズムメイカーとして欠かせない存在に成長した。北中米W杯欧州予選第5節・モルドバ代表戦では、途中出場から4ゴールというMFらしからぬ活躍も記憶に新しい。本戦でもゲームチェンジャーとしての働きが期待される。

フレデリク・アウルスネス(背番号14)

生年月日:1995年12月10日(30歳)
所属クラブ:SLベンフィカ(ポルトガル)
25/26リーグ戦成績:28試合出場/3得点
代表通算成績:21試合出場/1得点

 一度は代表引退を表明しながら、母国の28年ぶりW杯出場という歴史的瞬間を前に翻意した不屈のMF。現在所属するSLベンフィカではポルトガル1部リーグの優勝争いに貢献しながら、その陰では前線のスコアラーたちの輝きを下支えする「縁の下の力持ち」に徹している。スタッツには表れない貢献度が高く、ポジショニングと戦術眼に優れたベテランだ。GKとCB以外ならどのポジションでもこなせるユーティリティ性も魅力のひとつ。

パトリック・ベルグ(背番号6)

生年月日:1997年11月24日(28歳)
所属クラブ:ボデ/グリムト
2026リーグ戦成績:10試合出場/1得点
代表通算成績:42試合出場/0得点

 父、叔父、祖父がノルウェー代表というサラブレッド中のサラブレッド。しかしベルグ本人が最も誇るのは、北極圏の小クラブであるFKボデ/グリムトでアトレティコ・マドリードやインテルを相手取って戦った欧州の夜かもしれない。2025/26シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でアトレティコ・マドリードを2-1で撃破した試合、その中盤でキャプテンとして躍動していたのがこの男だ。国内組ながらビッグクラブとも渡り合ってきた経験は、W杯でも心の礎となる。

サンデル・ベルゲ(背番号8)

生年月日:1998年2月14日(28歳)
所属クラブ:フラム(イングランド)
25/26リーグ戦成績:35試合出場/0得点
代表通算成績:65試合出場/1得点

 195cmの長身でありながら、圧倒的な運動量でフィールド中に顔を出すダイナモ。シェフィールド・ユナイテッド、バーンリーとプレミアリーグの降格クラブを渡り歩いてきたが、フラムでようやく安定した地位を確立した。苦労の時期に折れなかったメンタルは本物で、A代表でも60キャップを超えた今なお成長を続けている。同じフラムのチームメイトであるオスカー・ボブとの連携は今大会の見どころのひとつだ。

オスカー・ボブ(背番号22)

生年月日:2003年7月12日(22歳)
所属クラブ:フラム(イングランド)
25/26リーグ戦成績:23試合出場/0得点
代表通算成績:19試合出場/2得点

 2026年1月にマンチェスター・シティからフラムへ移籍し、より多くの出場機会を求めてW杯に臨む才能あふれるアタッカー。かつてはポルトガル国籍を選択しようとしたこともあり、ポルトガル語も堪能。シティ時代にペップ・グアルディオラ監督から直接受けた薫陶は財産で、狭いスペースでのボール操作は格別。移籍先のフラムには同郷のサンデル・ベルゲもおり、「ロンドンの同僚」と組んで今大会に挑む。

イェンス・ペッター・ハウゲ(背番号23)

生年月日:1999年10月23日(26歳)
所属クラブ:ボデ/グリムト
25/26リーグ戦成績:12試合出場/1得点
代表通算成績:14試合出場/1得点

 ACミラン所属時の2020/21シーズン、ハウゲはUEFAヨーロッパリーグ(EL)の5試合で3ゴール1アシストを記録するなど、要所でクオリティを発揮してきた。しかしその後、フランクフルト、ジェノアと渡り歩く中で出場機会を掴みきれず、2024年1月に古巣FKボデ/グリムトへ帰還。「失敗から学んだ者は強い」とでも言うべき再起を見せ、10番を背負う現在は紛いなき攻撃の要だ。特に2025シーズンはノルウェー1部リーグで28試合8得点5アシストと、チャンスメイクとフィニッシュの両面で大活躍だった。


アントニオ・ヌサ(背番号20)

生年月日:2005年4月17日(21歳)
所属クラブ:RBライプツィヒ(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:31試合出場/4得点
代表通算成績:23試合出場/8得点

 今大会のノルウェー代表で最年少、21歳の快足ウインガー。ヌサはノルウェー人の母親とナイジェリア人の父親の間にオスロで生まれ、各世代別のノルウェー代表で存在感を示してきた。10代ですでにベルギー1部リーグを席巻し、2024年夏にRBライプツィヒへ引き抜かれた際も欧州中のクラブが争奪戦を繰り広げたほどだ。北中米W杯欧州予選・第3節のイタリア代表戦では1ゴール1アシストの活躍を見せ、国際舞台でも実力の高さを証明している。今大会で一層のブレイクが期待される若手のひとりだ。

アンドレアス・シェルデルップ(背番号21)

生年月日:2004年6月1日(22歳)
所属クラブ:ベンフィカ(ポルトガル)
25/26リーグ戦成績:28試合出場/7得点
代表通算成績:11試合出場/1得点

 ボーデ生まれのウインガーで、右利きながら左サイドに陣取り、カットインから右足で仕掛けるインサイドフォワード型のプレースタイルが持ち味。デンマークのFCノアシェランで16歳にしてトップデビューし、クラブ史上最年少ゴール記録を樹立。ノルウェー代表では22歳ながらすでに10キャップを数え、現在所属するSLベンフィカでは2026年4月度にポルトガル1部リーグ月間最優秀選手、月間最優秀フォワード、月間最優秀若手選手に選出された。

モーテン・トルスビー(背番号2)

生年月日:1996年5月5日(30歳)
所属クラブ:クレモネーゼ(イタリア)
25/26リーグ戦成績:24試合出場/3得点
代表通算成績:31試合出場/0得点

 ピッチ外の顔が際立つ異色のMFで、現役選手でありながら環境活動に本格的に取り組むことで知られる。試合後のインタビューで気候変動に触れたり、ユニフォームの下に環境保護メッセージを書いたTシャツを着てゴールを祝ったりと、行動に一貫性がある。引退後は環境政策の道に進むことも公言しているが、それはまだ先の話。今はUSクレモネーゼでセリエAの猛者たちとしのぎを削る。“ボックス・トゥ・ボックス”で走り回る姿はまさしくハードワーカーだ。

クリスティアン・トルストベット(背番号18)

生年月日:1999年3月17日(27歳)
所属クラブ:サッスオーロ・カルチョ(イタリア)
25/26リーグ戦成績:32試合出場/4得点
代表通算成績:36試合出場/4得点

 父エリック・トルストベットは、1994年W杯で活躍したノルウェーの伝説的GK。同国代表守護神として、国際Aマッチ97試合でゴールを守った歴史的プレーヤーだ。息子・クリスティアンは、父とは違って主戦場を中盤に選ぶ。豪快なミドルシュートと推進力で、所属するサッスオーロのエンジンを担う。献身的な守備に長けている一方で、フィニッシャーとしての能力も高い。トルストベット家の2世代にわたるノルウェー代表の歴史は、今大会も続く。

マルティン・ウーデゴール(背番号10)

生年月日:1998年12月17日(27歳)
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
25/26リーグ戦成績:24試合出場/1得点
代表通算成績:67試合出場/4得点

 15歳253日でのA代表デビューは現在のノルウェー最年少記録。「神童」と呼ばれながらもレアル・マドリードではレンタル修行が続き、紆余曲折を経て現所属のアーセナルへと移籍を果たす。その後の活躍は周知の通りで、2025/26シーズンはキャプテンとしてチームを22年ぶりのプレミアリーグ優勝へ導き、怪我の懸念がある中でピッチ上でクオリティを示している。代表でも主将を務め、稀代のプレーメイカーとして輝きを放っている。

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