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「本当にこの舞台に行きたい」日本代表の森保一監督、W杯決勝に刺激。「最高の景色」で新たにした世界一への思い

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka
北中米W杯 GS第2節 vsチュニジア サッカー日本代表 森保一監督

日本代表の森保一監督【写真:田中伸弥】



 サッカー日本代表の森保一監督は7月19日(日本時間20日)、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)決勝のスペイン代表対アルゼンチン代表をNHKの中継で現地からゲストとして生出演した。試合後には「すごい試合だった」と激闘を振り返り、世界一に輝いたスペインの戦いぶりを分析。世界最高峰の舞台を目の当たりにした感想を口にした。

W杯決勝で感じた「最高の景色」。森保一監督が語った思い

 スペイン代表は延長後半開始直後にフェラン・トーレスが決勝点を奪い、アルゼンチン代表を1-0で下して、2度目の世界一に輝いた。

 世界一を決める一戦を終え、森保一監督は「すごい試合だった」と率直な感想を口にした。

「両チームのチームづくりというか、チームのスタイルが試合のスタートから最後まで本当にぶつかり合ったゲームだった」

 勝負を分けたポイントとして挙げたのは、スペイン代表の対応力だった。

 アルゼンチン代表が後半終了間際に退場者を出した後、5バックでゴール前を固める中でも、スペインは慌てることなく攻撃を継続。

「スペインが自分たちのスタイルの中で攻め続けて、勝ちに行こうということで、アルゼンチンがメンタル的にもハードなディフェンスをして、スペインの攻撃を壊そうとしに来ていた。スペインは冷静にやり続けて、最後を仕留めた。相手にとって何が一番嫌なのかという攻撃を仕掛けられる賢さがあった」と評価した。



「どこにスペースがあるのかを見つけ、そこからクロスを攻撃の起点にしていた。攻撃のパターンをたくさん持っている」

 世界一のチームに必要なのは、スタイルを貫くだけではなく、相手に応じて最適解を選び続ける柔軟性でもあると分析した。

 一方で、試合内容だけではなく、決勝という舞台そのものにも強い刺激を受けたという。

「本当に最高の景色というか、舞台がここにあるなと思いました」

 満員のスタジアムを埋め尽くした両国サポーターの熱狂を目の当たりにし、「このスタジアムだけでなく、国全体でこういう盛り上がりになっていることが想像できるので、本当にこの舞台に行きたいなと改めて思いました」と、日本代表を率いる指揮官としての思いを語った。

 さらに、「サッカーファミリー全てが競技で突き抜けていけるように発展を目指して、みんなが努力していくと思います。今回メディアを含め、いろんな方が国中の関心度を上げて、代表へエネルギーを送ってくれたことは必ず将来につながってくる」と話し、日本サッカー界全体で世界一を目指していく重要性を改めて強調した。

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