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横浜F・マリノス、宮市亮「みんなが同じ船に乗っている思いで」。新体制で迎える開幕戦への思い

text by 竹中愛美 photo by Editor
横浜F・マリノス 宮市亮

横浜F・マリノスの宮市亮【写真:編集部】



 横浜F・マリノスの宮市亮が8月3日、東京都内で行われた「2026/27明治安田Jリーグ開幕イベント」に出席した。秋春制へ移行する最初のシーズン開幕を目前に控えるなか、前日に副キャプテン就任が発表された33歳は、新体制で迎える鹿島アントラーズとの開幕戦や、クラブ再建へ向けたチームの変化について語った。

副キャプテン宮市亮が見据える“変わるマリノス”

 今シーズンからJリーグは秋春制へ移行し、8月開幕・翌年6月閉幕の新たなスケジュールとなる。その開幕を飾る「2026-27シーズン開幕記念マッチ」では、横浜F・マリノスと昨季の王者・鹿島アントラーズが激突。

 24年ぶりとなるJ1開幕戦の地上波ゴールデンタイム全国生中継も決まり、大きな注目を集めている。

 宮市亮は「新シーズン開幕ということで、本当に注目度が高い一戦だと思いますし、鹿島と1戦目で交えるというところで、僕らもJリーグを引っ張っていく立場で責任のある試合になってくると思います」と話した。

 さらに、「タイトルに向けて重要な一戦になってくると思うので、ホームですし、鹿島相手に良い試合をしたいなと思います。新体制になってから団結力というところを高めているので、そういった試合を見せられたらいいなと思っています」と意気込んだ。

 マリノスは8月2日に、クラブキャプテンに喜田拓也、チームキャプテンに天野純、そして副キャプテンに宮市が就任することを発表した。

 新たな役割について問われると、「元々肩書き関係なくF・マリノスのために働いてきたつもり」と前置きした上で、ここ数年のクラブをこう振り返った。

「ここ近年のマリノスは、いろんなセクションが分かれすぎていたかなと思う。それぞれがプロフェッショナルとしてやっているけど、横のつながりみたいなものがなかったかなと。

 もう一度みんなが同じ船に乗っているんだという思いでやっていくことが大事だと思います。立場ができた以上、ピッチ外の働きがけみたいなところも今取り組んでいるところです」



 2025シーズンは一時最下位に沈み、シーズン中に2度の監督交代を経験するなど、苦しい戦いを強いられた。今夏は新社長の就任に加え、スティーブ・コリカ新監督を迎えるなど、クラブは大きな転換期を迎えている。

 宮市は「社長も新しくなって、監督も新しくなって、マリノスにとっても転換期」と位置づけ、「選手側からももっと寄り添っていく必要がある。社長サイドや営業サイド、事業部も含めて、チーム一丸となってやっていきたい」と語った。

 その象徴的な出来事ともいえるのが、今季から始めた選手だけによる毎朝のミーティングだという。

「悪くなったときに集まるんじゃなくて、勝つために毎朝ミーティングをやっているので、馴れ合いをするためにやっているわけでもない。勝つための作戦だと思ってやっているので、それが良い方向に出ればいいなと思います」

 チームづくりについても「やりたいことは明確になっている。準備はほぼできていると思うので、あとは思い切ってやるだけ」と手応えを口にした。

 また、コリカ監督新体制について「全員で守備して全員で攻撃する。それを90分間やり続けること。守備も2人で取れなかったら3人、4人、5人で取りに行くというところを強調されている。チーム力、総合力をもう一度見せていきたい」と、新指揮官の下で目指すサッカーの方向性を示した。

 副キャプテンとしてクラブをつなぐ役割を担う宮市。その言葉からは、新たな体制の下で名門復活を目指す強い覚悟がにじんでいた。

(取材・文:竹中愛美)

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【了】

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