鹿島アントラーズの早川友基【写真:編集部】
鹿島アントラーズのGK早川友基が8月3日、東京都内で行われた「2026/27明治安田Jリーグ開幕イベント」に出席した。2025シーズンにクラブを9年ぶり9度目のリーグ優勝へ導き、自身も最優秀選手(MVP)に輝いた守護神。日本代表として初めてFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)も経験したなか、新シーズンへの思いや北中米W杯で感じたことについて語った。
「日本サッカーを盛り上げていく意味でも非常に重要な一戦」
2025シーズン、鹿島アントラーズを9年ぶりのリーグ制覇へ導き、自身も最優秀選手(MVP)を受賞した早川友基。今季は連覇がかかる一方で、その胸にあるのは王者としてではなく挑戦者としての思いだ。
8月7日に行われる横浜F・マリノスとの「2026-27シーズン開幕記念マッチ」については、次のように語った。
「昨年度はチャンピオンとしてタイトルを取ることはできましたけど、今シーズンは自分たちはチャレンジャーという気持ちで新たに戦っていきたい。本当にマリノスとは昔から伝統ある一戦だと思うので、この試合の注目度は高いと思いますし、日本サッカーを盛り上げていく意味でも非常に重要な一戦になると思っています」
また、秋春制へ移行した新シーズンについては、「選手の面で言うと、移籍の部分だったりもあると思いますし、チームやJリーグとしても、そういった移籍によって大きなお金を得ることもできる。よりJリーグやクラブが大きくなっていく可能性はあるのかなと感じています」と期待を寄せた。
今季のチーム状況については、「新しい選手たちが入って、いろいろ合わせることはできています。ただ、チームとして掲げている圧倒することだったり、攻撃で畳みかけるところはもっともっとできる」と語り、連覇へのポイントについては、「去年と同じかもしれないですけど、自分たちから崩れないことと、攻撃のクオリティや回数を増やしていくことが非常に重要」と続けた。
さらに、日本代表として北中米W杯を経験したからこそ感じた日本サッカーの課題にも言及した。
「個の能力をより引き上げていくことが重要になると思います。それが選手としての価値を高めることにつながって、そこから日本代表だったり、日本サッカーの発展だったりというところにつながってくると思います」
その上で、「Jリーグから日本代表に入る(選手)というのをもっともっと増やしていかなきゃいけないなと思いました。日本サッカーが強くなる意味では、そういう選手たちだったり、ビッグクラブでプレーする選手がもっともっといてもいいと思うし、自分もそれを目指してやっていきたい」と力を込めた。
開幕戦は、1993年のJリーグ発足以来、ともにJ1を戦い続けてきた横浜F・マリノスとの伝統の一戦。日本代表として北中米W杯を経験した早川は、その経験を糧に、新たなリーグの幕開けとともに再び頂点を目指すシーズンへ歩みを進める。
(取材・文:竹中愛美)
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