UEFA会長のアレクサンデル・チェフェリン氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)会長で欧州フットボールクラブ協会(EFC)会長を務めるナセル・アル=ケライフィ氏との連携を模索しているようだ。英『talkSPORT』が現地時間3日に報じた。
UEFA会長とPSG会長が連携でジャンニ・インファンティーノ会長に対抗
報道によると、両者は8月12日に行われるUEFAスーパーカップで会談する予定。チェフェリン氏は、2029年に開催予定のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)を巡り、欧州クラブ側がボイコットを検討する可能性をアル=ケライフィ氏と協議するとみられている。
現在、クラブW杯は2025年大会から32チーム制へ拡大され、チェルシーが初代王者に輝いた。一方で、2029年大会については開催地や資金面、スポンサー、大会方式など、いまだ多くの詳細が決まっていない。
FIFA会長ジャンニ・インファンティーノ氏は、クラブW杯のさらなる拡大や女子大会の創設も視野に入れているとされる。しかし、欧州クラブ側では2025年大会における分配金を巡る不満もあり、FIFAとの関係には緊張感が高まっている。
チェフェリン氏は以前からインファンティーノ氏のクラブW杯構想に批判的な姿勢を示しており、2018年には大会拡大案を「利己的な取り組み」と表現していた。
また、UEFA内部ではインファンティーノ氏の退任を求める動きもあるという。チェフェリン氏は各国協会に対し、FIFA会長への支持表明を撤回するよう働きかけており、ウェールズサッカー協会はすでに支持撤回を発表したと報じられている。
一方、次期FIFA会長候補を巡っては、チェフェリン氏自身に立候補の意思はないものの、アル=ケライフィ氏が出馬する場合には支持する考えを持っているとされる。
FIFAとUEFAを巡る対立は、クラブW杯の在り方だけでなく、今後のサッカー界の権力構図にも影響を与える可能性があり、両者の動向に注目が集まっている。
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