
2026/27シーズン、 J1総合評価ランキング1位~5位【写真:Getty Images】
Jリーグの秋春制移行初年度となる2026/27シーズンが、8月7日(金)に開幕する。移行期の特別大会「百年構想リーグ」ではヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが東西を制する構図となった。先の戦いぶりと夏の補強動向を踏まえ、開幕直前の各クラブの総合力を独自に順位付けした。※成績は『Transfermarkt』を参照[4/5ページ]
2位:鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズのレオ・セアラ【写真:Getty Images】
J1百年構想リーグ順位:1位(EAST)
新加入選手:マテウス・ブエノ、ヤン・マテウス、広瀬陸斗
【最後の最後に大敗】
鬼木達監督のもと、J1百年構想リーグEASTラウンドを圧倒的な強さで席巻した鹿島アントラーズ。リーグの最終勝点「45」という頭ひとつ抜けた成績でプレーオフラウンドへ1位通過した。
決勝ではWEST覇者ヴィッセル神戸と対戦したが、2戦合計2-5で敗れ、ハーフシーズン王者の座は神戸に譲り、総合2位でフィニッシュした。
0-5で大敗を喫した第1戦は課題を色濃く残す内容で、2026 FIFAワールドカップ(北中米W杯)に参加したキム・テヒョンが不在の最終ラインは隙が多かった。クロス対応は甘く、サイドのポケットを何度も強襲された。
神戸をホームに迎えた第2戦は2-0で勝利したものの、得点はいずれも後半に入ってから。相手には守り切る余裕もあり、大逆転を演じるには時間が足りなかった。
【期待感の大きい補強策】
夏の移籍市場での新規加入は、神戸からDF広瀬陸斗、清水エスパルスからMFマテウス・ブエノ、カタールSCからヤン・マテウスを完全移籍で獲得。人数でいえば大型補強ではないが、個人レベルでは限りなく“巨大な”取引だろう。
特にマテウス・ブエノは、すべてのチームが求めるであろう万能型MFだ。ボールを運べる上にパスも散らせ、さらには守備への貢献度も高いオールマイティープレーヤーである。
DF濃野公人がMLSのD.C.ユナイテッドへ、MF荒木遼太郎がベルギーのシント=トロイデンVVへ、それぞれ完全移籍。Jリーグ間でもMF知念慶が横浜F・マリノスへ、FW師岡柊生がアビスパ福岡へ完全移籍するなど、主力・準主力の入れ替わりが相次いだ。
名残惜しい別れもあった中で、スコアラーのレオ・セアラらは残留。神戸戦の課題を払拭できているかは未知数だが、期待感は極めて大きい。