横浜F・マリノスのスティーブ・コリカ監督【写真:Getty Images】
横浜F・マリノスは8月7日、2026/27明治安田J1リーグ第1節で鹿島アントラーズとMUFGスタジアム(国立競技場)で対戦し、3-4で敗れた。Jリーグ最多となる6万3960人が来場したシーズン開幕記念マッチで、スティーブ・コリカ監督にとっては新体制の初陣。3-1とリードしながら終盤に3失点を喫して逆転負けを喫した試合後、指揮官は「非常に悔しい結果」と振り返り、守備面の課題を口にした。
月額最安値で視聴するならDMM×DAZNホーダイ[PR]
横浜F・マリノスのスティーブ・コリカ監督が試合を総括
新体制の船出を白星で飾ることはできなかった。
横浜F・マリノスは鹿島アントラーズとの開幕戦で、3-1とリードを奪いながら、終盤に立て続けに失点。最終的には3-4と逆転を許した。
試合後、スティーブ・コリカ監督は「非常に悔しい結果となりました」と率直な思いを口にした。
「勝ちに持ってこられるゲームでもあったと思いますが、特に3-1になってから、いろんな選手が(足を)つり始めて苦しいゲームとなってしまいました」
マリノスは立ち上がりから積極的にプレッシャーをかけ、前線から強度を保ちながら戦った。
7分に16歳の三井寺眞のゴールで幸先よく先制に成功するが、その4分後、鹿島に同点に追いつかれてしまう。
18分に谷村海那の得点で再びリードし、58分には谷村のこの日2点目となるゴールで3-1とリードを広げた。
一方で、時間の経過とともに選手たちに疲労が見え始め、終盤には複数の選手が足をつる状況に。鹿島に押し込まれる時間が増え、81分に1点を返されると、アディショナルタイムに2失点を喫した。
コリカ監督は、その要因の一つとして疲労を挙げる。
「立ち上がりからしっかり飛ばしてゲームをしてきた中で、その疲れがこの守備の失点の多さにつながってしまったのかなというところもあります」
ただ、指揮官にとって、それだけでは片付けられない。3-1と2点のリードを奪った以上、相手が昨季王者の鹿島であっても勝ち切らなければならないと強調した。
「鹿島であろうとなかろうと、やっぱり3-1になってから、それをしっかり勝ちに持っていかなくちゃいけない」
終盤の守備では、マリノスの選手間にスペースが生まれ、鹿島にそこを突かれる場面が増えた。
「守備でやっぱり明らかにスペースが多く生まれてしまった。交代選手も入りましたけど、明らかに疲れが目立ってスペースが空いて、そこを突かれる。失点をたくさんしてしまったことはいただけないです」
また、この試合では高い位置にディフェンスラインを設定し、オフサイドを取る場面も多く見られた。その守備については、プレスの有無によってライン設定を変える必要性を示唆した。
「プレスがかかっていれば当然ラインは上げていきたい。しかし、プレスがかかっていないところのディフェンスラインは、もしかしたら低く設定した方がいいときもあったのかもしれません」
就任時から失点を減らすことを大きなテーマとして掲げてきたコリカ監督。攻撃では3得点を奪った一方、3-1とリードしてから3失点を喫して逆転を許し、守備面には課題を残した。
それでも、指揮官はこの敗戦を次につなげる姿勢を示している。
「(鹿島は)非常に強い相手であることは疑いもないですが、やっぱり今日起きてしまった現象をしっかり修正して、次のゲームに向かっていきます」
新体制初陣は悔しい逆転負けとなった。3-1から勝ち切れなかった課題をどう修正し、次戦につなげるのか。コリカ監督には早くも、守備の立て直しが求められる。
(取材・文:竹中愛美)
【関連記事】
横浜F・マリノスが2026/27シーズンへ始動!知念慶、ルベン・ブランコら新加入組も合流。コリカ新監督「失点を変えていく」
横浜F・マリノスが新体制を発表。スティーブ・コリカ新監督が意気込み「やる以上はタイトルを目指していく」
海外の夢も「去年の後半からは…」横浜F・マリノス、山根陸がベンチに座る日々に考えたこと。残留は嬉しい。けど「個人的には…」【コラム】
【了】
