ASモナコは現地時間9日、プレシーズンマッチでリヴァプールと対戦するため、敵地アンフィールドを訪問。その試合を前に、クラブ関係者や南野拓実らがヒルズボロの追悼碑と、元リヴァプールFWディオゴ・ジョタの追悼碑を訪れ、献花を行った。イギリスメディア『Tribuna』が9日に報じている。また、モナコの公式SNSでも、その様子が公開された。
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南野拓実がジョタの追悼碑に献花
モナコのチアゴ・スカーロCEO、カルロス・アビニャ氏、フィリペ・ルイス監督らに加え、主将のデニス・ザカリア、そして日本代表MF南野拓実も追悼の場に足を運んだ。
モナコ一行が訪れたのは、1989年に発生したヒルズボロの悲劇で犠牲となった97人を追悼する記念碑。リヴァプールにとって非常に重要な場所を訪れ、試合を前に敬意を表したという。
さらに、2025年7月に交通事故で弟のアンドレ・シルバとともに28歳の若さで亡くなったジョタを追悼する「Forever 20」の記念碑にも献花したと『Tribuna』は伝えている。
南野にとって、今回の訪問は特別な意味を持つものだった。南野は2020年から2024年までリヴァプールに在籍し、そのうち3シーズンでジョタとチームメートとしてプレー。2021/22シーズンには、ジョタとともにFAカップとカラバオカップのタイトル獲得を経験している。
ジョタの突然の訃報はサッカー界に大きな衝撃を与え、リヴァプールの元チームメートやクラブ、サポーターから数多くの追悼メッセージが寄せられた。
リヴァプールはその後、ジョタへの恒久的な追悼として、トップチームだけでなくクラブの全カテゴリーで背番号「20」を永久欠番とすることを発表。ジョタがクラブに残した存在の大きさを改めて示している。
モナコにとって今回の試合は、新シーズン開幕へ向けた最後の調整の場となる。しかし、アンフィールドでの一戦を前に、選手たちはリヴァプールにとって忘れることのできない出来事に静かに敬意を表した。
なかでも、かつてリヴァプールのユニフォームを着てジョタとともに戦った南野にとっては、古巣と元チームメートへの思いを改めて示す時間となった。
