
Jリーグ、開幕節の観客数ランキング6~10位【写真:Getty Images】
史上初の秋春制開催となる2026/27明治安田Jリーグがついに開幕した。FIFAワールドカップ2026(北中米杯)の影響で人々の注目がサッカーに集まった今夏を経て、Jリーグもこれまで以上に存在感を高めた。その証拠に開幕節で全カテゴリーの1節あたりの合計観客動員数が、過去最多を更新した。そこで、今回は34年目を迎えたJリーグで最も盛り上がった今シーズン開幕戦の観客数ランキングを紐解き、どの試合が最も人々を惹きつけたのかを見ていく。※データは『J.LEAGUE Data Site』を参照(8月11日時点)。[3/5ページ]
8位:V・ファーレン長崎 vs 京都サンガF.C.

V・ファーレン長崎 vs 京都サンガF.C.【写真:Getty Images】
試合会場:PEACE STADIUM Connected by SoftBank
試合日:2026年8月9日
入場者数:2万489人
【収容可能数を超える来場者】
魅力的なスタジアム、アタッカーのタレント力、そして初の“J1残留”および“J1制覇”という大きな目標に向かう両チームの初陣。V・ファーレン長崎と京都サンガF.C.が『PEACE STADIUM Connected by SoftBank』で激突する試合には、多くの入場者が現地観戦したくなる要素が多数詰まっていた。
同試合の入場者数は2万489人。入場可能数2万268人を超える驚異の客入りを実現し、新シーズン開幕節の観客数ランキングで8位にランクインしている。
長崎に誕生した新たな“聖地”は、すでにサポーターのみならず県民にも親しまれる地域振興の場となっている。長崎市内中心部にあり、ホテルや商業施設などを併設。サッカー以外の目的でも訪れることが可能なため、様々な人々に開かれた場所として有用性が高い。
もちろん試合観戦環境も抜群に良く、スタンドはピッチから最短約5m。「日本一ピッチに近いスタジアム」は観客に未体験の臨場感を提供している。
【特別な日の勝利】
長崎にとって、8月9日は重い意味を持つ。1945年に原爆が投下された日であり、平和への願いを胸に刻む1日だ。
その特別な日に開催された一戦は、11分に動く。チアゴ・サンタナが相手GKとの一対一を制し、長崎に先制点をもたらした。チアゴ・サンタナは29分にも追加点をマーク。スタジアムに駆けつけたサポーターは大いに沸いた。
京都も54分、Jリーグ屈指のアタッカーであるラファエル・エリアスのゴールで1点差に迫る。
だが、長崎がボールを保持しつつ、時計の針を進める強かさを見せて2-1で勝利。超満員のスタジアムで行われた熱戦は、最後まで息つく暇のない好ゲームとなった。