【写真:Getty Images】
レアル・マドリードで、ジョゼ・モウリーニョ新監督が強い影響力を発揮しているようだ。スペイン紙『AS』は14日、「すべてはモウを通る」と題し、補強や選手の残留、下部組織の起用から日々のトレーニングまで、重要な判断に同監督が深く関与していると報じた。
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すべてがモウリーニョを中心に回っている
モウリーニョ監督は就任に向けた交渉段階で、補強方針への発言権を持つことと、スポーツ部門の序列を尊重することをクラブ側に求めた。同紙によると、周囲の意見を聞き、情報を比較したうえで、最終的な判断は自ら下しているという。
チーム編成でも、その意向が反映されているとされる。5月には獲得を希望する選手の具体的な名前ではなく、必要な選手像を記した技術報告書を提出。ヴィニシウス・ジュニオールの契約更新や、下部組織出身のMFチアゴ・ピタルチをトップチームに残す判断にも関与したと『AS』は伝えている。
下部組織の選手を練習へ参加させる際も、ポジションだけを指定するのではなく、モウリーニョ監督自身が選手を選んでいるという。若手の間では、トップチームへの昇格を巡って「モウが何と言うか」という言葉が聞かれるほど、その判断が重視されているようだ。
さらに、栄養管理や負傷からの回復、時間厳守、選手同士の食事といった新たな規律も導入。プレシーズンでは1日2回の練習が増え、戦術面以上にフィジカル強化へ重点が置かれているとされた。クラブ内部からは、選手をかなり追い込んでいるとの声も出ているという。
同紙は「すべてがモウリーニョを中心に回っている」と述べつつ、「周囲に権限を委ねるものの、他の監督ほどではない。不信感からではなく、すべてを管理下に置いておきたいからだ」と説明。チームを不安定にする要素を可能な限り排除しようとしていると分析した。
第1次政権でも強烈な個性を示したモウリーニョ監督が、復帰したマドリーで再び“自分のチーム”を作り始めている。
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