フットボールチャンネル

J1 6時間前

まさに裏切り! Jリーグ、移籍で物議を醸した選手5人。批判や誹謗中傷まで…。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
Jリーグ、移籍で物議を醸した選手
Jリーグ、移籍で物議を醸した選手【写真:Getty Images】



 2026/27シーズンの明治安田Jリーグが開幕し、各クラブは新戦力を加えながら新たな戦いに臨んでいる。これまでのJリーグでは、移籍をきっかけにサポーターの感情を大きく揺さぶり、クラブ間の関係性にまで影響を与えたケースも少なくない。今回は、過去に移籍によって大きな波紋を広げた選手を5人ピックアップして紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照[5/5ページ]

FW:齋藤学(さいとう・まなぶ)

川崎フロンターレの齋藤学
川崎フロンターレの齋藤学【写真:Getty Images】



生年月日:1990年4月4日
移籍先:横浜F・マリノス→川崎フロンターレ
移籍日:2018年1月

【10番と主将を背負った生え抜き】

 2018年1月に横浜F・マリノスから川崎フロンターレに完全移籍した齋藤学は、ユース時代から所属していたクラブのサポーターを怒らせてしまった選手の一人だ。退団後、齋藤は古巣サポーターへとメッセージを送ったが、その言葉が受け入れられたとは言い難い。

 マリノスのユースで育成を受けた齋藤は、2009シーズンにトップチームへ昇格。2017シーズンにはマリノスで重みのある背番号「10」とキャプテンマークを引き継いだ。前年までナンバー10を背負っていたのは、魔法の左足でマリノスのみならず日本代表やセルティック(スコットランド)で活躍した中村俊輔。齋藤は新たなエースとしてマリノスをけん引していくはずだった。



【ライバルクラブへゼロ円移籍】

 しかし、大きな責任を引き受けたはずの齋藤はわずか1シーズン後にマリノスを去ることを決断する。

 しかも、2018年1月に完全移籍先として発表されたのは“神奈川ダービー”のライバルである川崎。加えて、マリノスでのラストシーズンのほとんどを負傷離脱したまま終えていた点、契約満了によるゼロ円移籍だった点も絡み合い、マリノスサポーターの怒りの矛先は元10番・キャプテンに向いた。

 齋藤は「僕はマリノスが大好きです」「だって、自分の全てが、詰まった、8歳から過ごしてきたクラブですよ。『屑、死ね、裏切り者、怪我治るな』など何を言われてもしょうがない」(2018年1月19日/齋藤の公式インスタグラムより)と、苦しい胸の内を吐露。「今までマリノスの選手として闘ってきたこと、これだけは否定されたくない」と切実な想いを明かした。

 マリノスにタイトルをもたらすような活躍をしていれば、ナンバー10とキャプテンの責務を果たせていれば、移籍先が川崎でなければ、移籍金を残して退団していれば……。齋藤の移籍劇にはそんな“たられば”を感じずにはいられない。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
Xアカウント:@foot_ch
インスタグラムアカウント:foot_ch

【関連記事】
【順位表】明治安田J1リーグ2026/27
【一覧】J1リーグ2026/27 試合日程・結果・放送・配信予定
「ファウルではないものに笛は吹かない」。Jリーグが目指すコンタクトプレーの基準とは

『フットボールチャンネル』でサッカー最新情報を見よう!
いち早くチェックしたい方は下記リンクから↓↓


【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top