バレンシアMF佐藤龍之介【写真:Getty Images】
スペイン・ラ・リーガ第2節、バレンシア対セルタの試合が現地時間22日に行われ、両チームは0-0で引き分けた。日本代表MF佐藤龍之介は先発して57分までプレー。スペイン紙『AS』『ElDesmarque』は、ラ・リーガデビューを果たした佐藤のパフォーマンスを高く評価している。
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開幕スタメンでラ・リーガデビュー
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の影響で第1節が延期されており、この一戦がバレンシアのリーグ開幕戦となった。
今夏の移籍市場でバレンシアに加入したばかりの佐藤は、本拠地での開幕戦で先発出場を果たした。すると、見事なスルーパスでアルノー・ダンジュマの決定機を演出。ダンジュマはGKと一対一になったものの、ゴールを決め切ることができなかった。
『AS』は佐藤について「プレシーズンのセンセーションがラ・リーガデビューを果たした」と紹介。「プレーはダイナミックで、プレスでも強度を見せた」と攻守両面の働きを評価した。
右寄りの位置からスタートし、試合途中にはより中央へ移動したことにも触れ、「ひらめきと献身性でメスタージャの観客を魅了した」と称賛。交代時には、スタンドから不満の声が上がったと伝えている。
スペインメディア『ElDesmarque』は、佐藤にチーム内2位タイとなる「7点」を付け、ハビ・ゲラとともにこの試合のバレンシアで特に優れた選手に選出。「チームの優れた攻撃の多くが彼の足から生まれた」と高く評価した。
同メディアも、佐藤が交代を告げられた際には、采配を理解できないメスタージャの観客からブーイングが起きたと紹介している。
バレンシアのトップチームで公式戦に出場した初の日本人選手となった佐藤。初陣で得点やアシストこそ記録できなかったが、決定機の演出と献身的なプレーで、早くも本拠地のサポーターと現地メディアから評価を得る一戦となった。